全ての不安を抱える人たちに
「全ての不安を抱える人たちに」
というタイトルをつけてレビューを投稿してくださった方がいる。
コロナ禍で世界中が精神的に不安定になり、
生きている意味を問う時間が増えている中、
もっと楽しむために生きるということを取り戻してもいいのではないだろうか、
と考えさせられた、と。
Amazon「夢中になれる小児病棟〜子どもとアーティストが出会ったら〜」
普遍的なメッセージ
とかく受け身になりがちな入院生活において、
アートを通し夢中になることで自分を取り戻し
自分らしく豊かな生を生きて欲しい、と願いながら活動しているが、
この方は、
「生きる」ということについての
普遍的なメッセージや投げかけを感じ取ってくださっている。
コロナ禍にあって病院での活動ができる、できないを超え
小児病棟という場で、子どもが命を精一杯輝かせて生きるということを通し
命の尊厳を世に問う趣旨も伝えられていることが確認できたようで嬉しい。
学校現場で生かせるキーポイント
アクティブラーニングが叫ばれて久しい。
しかし実際は主体的・対話的で深い学びを目的とした
このアクティブラーニングが実現できているだろうか。
知識を詰め込ませ数字で評価する体質は全く変わっていないと感じている。
そんなことから、
学校教育の中に子どもの主体性を発揮する機会が少なすぎる、
そしてブラック校則を例に、管理的な空気の中で
子どもたちから考えるチャンスと力が失われていると綴ることも多い。
そんな私の考え方を汲み取るようなメッセージも記してくださっている。
学校現場では、主体的・対話的で深い学び、いわゆるアクティブラーニングが求められている。それを実践するキーポイントが「夢中になる」ということである。子どもたちが自ら主体的に取り組むようになるためには、「もうやめなさい」と言ってもやめない没頭する姿が必要である。馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできないという例えがあるように、環境は整えても肝心の子どもたちが行動を起こさなければ、アクティブ・ラーニングは実践できない。そんな悩みを日々持ちながら格闘する教師たちのヒントにもなるだろう
と。
ここで言われる”環境を整える”
というのは、物理的な環境を整えても・・・
ということだろう。
私たちの活動にとっての環境は
病棟という環境における
参加してもしなくても
見ているだけでもいい自由が保障された
自分から進んでやりたくなるような空気のこと。
その結果、自分で参加を決めて飽きるまで没頭し
夢中になる子どもが続出だ。
自ら行動を起こすことを求めるアクティブラーニングが
いとも簡単に繰り広げられていると言える。
この空気を作るにはSHJのアーティストが良い手本になるに違いない。
アクティブラーンングを実践したい教師たちへの良いヒントが
病棟という変えることのできない物理的環境の中で
繰り広げられているということを思えば
自由に動き回れるはずの外界(病棟に対して)でできないはずはない。
教師を目指す学生たちに・・・
さらに
「教師を目指す学生たちに、そして彼らが出会う多くの子どもたちに紹介したい本である」
と、最高の褒め言葉を頂き、くすぐったい思いでいる。
たったの7年しか教員をしていない自分だが
その短い間に子どもたちが教えてくれたことが
なんと多いことか、と改めて思う。
こどもたちへの感謝を新たにさせてくれるレビューでもある。
最後に
「少し、時間をおいてまた読んでみようと思う」
と加えてくださっている。
その時もレビューをいただけたらさらに大きな励みになるだろう。
レビューを全文読む→ 全ての不安を抱える人たちに
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アートで人は元気になれる
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