祝・退院^^;
昨日無事退院しました。
自宅でのリハビリメニューがお土産^^;。
お世話になった看護師さんやお医者さんには
大変申し訳ないけれど、
やっぱり入院は苦痛だ、
と今回改めて思いました。
😭 😭 😭
患者のために献身的に尽くしてくれる医療者はいつの世も、
子どもたちにとって憧れの職業として不動。
しかし、じっさい彼らが身を置き
患者のためにオーダーメイドの最善の医療を提供しながらも
間違いは決して許されない緊張を強いる病院が
当の患者にとって忌み嫌う場所殿堂入りであっていいのか、
とその矛盾に首を傾げながら
今回の入院生活を終えました。
22年前の長期入院を振り返り・・・
必死だった22年前の長期入院。
2年半も前になりますが、その時の心もようを次のように綴っています。
”意識は戻っても
動けずにベッドに張り付いていた頃。
上半身はコルセットで固められ、
右肩から手首まではギプスと包帯でぐるぐる巻き。
指先まで自分の意思では動かない。
点滴に耐えられる血管を求めて
やがて足の甲に針が常駐され、
かろうじてナースコールが左手に握らされていました。
・・・・・
この時は病院そのものを、
というより
動けない自分への不甲斐なさを感じ続けた場所が
病院の負のイメージとして刷り込まれ
できれば身を置きたくない場所、
となっていました。
鬱陶しい患者
しかし、今回の入院は前回のように「気づいたら病院だった」、
という緊急入院ではなく
比較的軽い傷の手術のために予約した入院だったためか
入院する、ということへの心構えがありました。
妙な余裕があったためか、
病院の雰囲気やシステム、スタッフの患者への関わり方など
気にせずいたはずが気付けば
少し冷静、かつ熱い視線で追ってしまった自分がいました。
そういう患者こそ、病院が一番鬱陶しく感じる相手でしょうね。
しかし、つい・・・。
・忙しいオーラ満載のスタッフの対応に心が折れる
・洗面室やトレイなど共用スペースの不便さ
・ベッド周りが狭い(私が入った部屋は今どき7人部屋!!)
そんなこと言うんなら差額ベッド代払って悠々と過ごせば?
しっかり払ってれば医者だってちょくちょくきてくれますわよ、
と言う意地悪な反論が返ってきそうだけど、患者の尊厳は
お金で守ることでは決して決してないはず。
病棟は生活の場
はて?
病院、特に特定の期間過ごす病棟を
もっと過ごしやすくはできないものか。
✔︎スタッフの余裕のなさが患者を卑屈で孤独な気持ちにさせる。
✔︎スタッフの余裕のなさが医療事故を引き起こす。
✔︎スタッフの余裕のなさが笑顔を消し、病院をますます居たくない場所にする。
仮に設備がイマイチの病院だったとしても
人的な豊かさが、いい病院を作る気がするが、
やはりそのためには余裕のあるスペースだったりスタッフ数だったり
ハードな面での改善が必須になるでしょう。
ちなみに私が今回入院していた病院は、どうやら
電子カルテ化されていないため、
システム化されず
検査、リハビリ、シャワーなどのスケジュール管理もままならず
いつ呼ばれるかとトイレも我慢しなければならない始末。
スタッフの多忙さときたら想像を絶するものがあります。
病院を楽しい場所に!
働きやすくて楽しい職場になれば
スタッフに笑顔が蘇り
患者さんも過ごしやすくなるのに・・・・。
やっぱりお金で解決するべきことはあっても
これは患者が、ではなく国が!、です。
もっともっと医療に手厚く補助を出せば
医療環境が良くなる→スタッフが働きやすくなる→
スタッフに余裕と笑顔が!→患者と医療者の垣根が低くくなる→
患者の心が解放される→治癒が早まる⁈→
入院期間が短くなる→ベッドが空く→患者受け入れ体制改善→
病院の収入up→スタッフの職場環境up→良い医療の提供→→→→
という良い循環ができるのではないでしょうか。
そんなこと、言われなくても・・・
という声もたくさん聞こえます。
ではそれを実現させるためには・・・
ここで浮かんだのが、短絡的かもしれませんが
私個人で前々から思っていることにたどり着きました。
まずは私たちのフィールドである小児病棟の環境を
さらにupするための提案として
「増やせ病棟保育士!」
と綴ったことがあります。
日常と繋がった豊かな生活空間に!
もちろん保育士の待遇改善も必要不可欠。
小児病棟がモデルとなって向上し
ほかの病棟、ほかの病院へと
「病院はどうあるべきか」
という問いが広がり実践に繋がったら最高です。
全病院全病棟スタッフの待遇改善が患者の笑顔に繋がる!
病院という場所を日常と繋がった豊かな生活空間に!
そう信じて。
何かアクション起こそうかな、なんて大それたことが浮かびました。
一緒に動いてくれる人、大募集!!
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*今回お世話になっ看護師Kさんへ。
大変お世話になりました。
病院はやっぱり嫌!と書いてしまいましたが、
Kさんの温かな寄り添いには心より感謝しています。
ありがとうございました。
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