〜こんな時こそ、新しい発想を!💡〜

コロナウイルス感染拡大の懸念から

2月末に

各病院、施設より

「3月いっぱいはとりあえず活動を中止」

との連絡を受け、活動すべてお休み中です。

”念の為のひと月” のこころづもりで

3月は我慢

という認識でいたものの

いざ3月も中旬を過ぎると

この2週間がとても長く感じたし

これからさらに2週間と思うと気が遠くなります。

子どたちはどうしているだろう・・と。

4月以降については各病院から再開のめどを知らされることになっているけれど、その知らせを待つ時間すらとても長く感じます。

居ても立ってもいられなくなり

つい活動病院の医師に様子を聞いてみるも

「再開の見通しはまだ立っておらず

外泊も原則禁止となっており、

子どもたちは病棟でじっと過ごす時間が多くなり

退屈そう」

とのこと。

終息と活動再開を祈り待つ間にも

終息どころか

パンデミックの段階に入ったということが知らされ

4月どころか

5月も?

6月も?

それどころかオリンピックも延期という可能性が聞かれるようになり

夏までも・・・?

****

ただでさえ閉塞状態にある入院中の子どもたちに

追い討ちをかけるような我慢を強いることになっている現状。

先の読めない不安。

平時は感染予防に対する病院のガイドラインを通過し

アーティストと子どもたちがのびのびと活動できていたというのに

「入院中の子どもたちの日常を豊かにしたい」という私たちの思いは

今回ばかりは目に見えない怪物の前にひれ伏すしかないのか、と

やり場のない怒りと非力さを感じるしかありません。

そんな中、ネットを利用したパーフォマンスの配信

という画期的なアイデアを実現させている団体もあるようです。

しかし私たちの活動は

受け身になりがちな入院生活において

参加型活動によるふれあいを通し

子どもたちの主体性や創造力を引き出して

自ら湧き上がる高揚感と達成感を味わってもらい

うんと楽しんでほしい

というのが趣旨。

そうだ、アーティストが訪問できないのであれば

アーティストによるアクティビティをプレゼントして

病室で楽しんでもらったらどうか、

とひらめきました。

考えるのと同時に身体が動きました。

ウォールアートでも全面的に協力してくれた

イラストレーターの真鍋麻里さんに打診すると

それいいね!ということになり

二つ返事で快諾してくれました。

すぐに取り掛かってくれ

今塗り絵セットを待っているところです。

真鍋さんの塗り絵は市販のものとは全く違うワクワクするもの。

仕掛けがあったり絵にストーリーがあったり。

見ているだけでもおもわず笑ってしまうような

愉快なモチーフがあったり。

ああ、子どもたち、どんなに喜んでくれるかな、

と届けるのが待ち遠しいくらいです。

他にアーティストが訪問できなくても

主体的にできる活動を届けられたら・・・。

全国のアーティストたちにアイデアを募っているところです。

Smiling Hospital Japan Official Website

〜入院して初めての笑顔〜

「あっ」とおどろくトランプマジックに興味を持ち「もう一度見たい」という思いがわいてきた。その時に体調が悪かったがモジャさんが来てから元気になったからまた来てください。待っています。

病棟で時々とるアンケート。小5男児の感想です。一度見たマジックが強く印象に残っていたのでしょう。入院中に、ちょうどSHJの活動がありマジシャンが来てくれて元気になれたんだね。

そしてお母様からのコメントも添えられていました。

2週間ほど、抗がん剤の副作用に苦しみ、歩けず話せず起き上がるのも容易ではない状態の時、モジャさんが来てくれて数々のマジックを見せてくださいました。大好きなマジックを眼の前で見られたことに感動で、その一瞬は痛み、苦痛から逃れることができました。息子に入院してのち、初めて笑顔をくださったのがモジャさんです。今でもあのひと時の感動が忘れられません。「また来るね」と声をかけてくださいました。息子と待っています。長く苦しい闘病生活に感動と癒しをありがとうございました!

アンケートは活動の向上が目的ですが、とるほどに、SHJの理念とプログラムがすっかり受け入れられ喜ばれていることがわかり励みになります。

モジャさんはじめ、SHJのアーティストによる参加型活動は、単なる気分転換の楽しい時間という枠を超えた「凄いアーティストの本格的な芸術活動」。

目の前で繰り広げられるダイナミックなアートは「入院してたからできた体験」とも言われ、入院生活を「➕」に変えるほどの力を持っています。

さらに他のお母様からは、

今年の頭に息子が入院して、気持ちが落ち着かない中、保育士さんから塗り絵ワークショップに誘っていただきました。鮮やかで細かな色使いの絵葉書に、心が温かくなりました。入院して3ヶ月が経ち、息子がイラストの塗り絵をしています。異年齢の子どもたちが集まり、歓声を時々あげながら、皆懸命に塗っています。黙々と集中して塗っている息子を見て、他の子供達を見て、気持ちがさらに温かくなり、希望で胸が熱くなります。このような機会を与えてくださりありがとうございます。息子が塗った絵は、いつも心配して祈ってくれている祖父母に送ります。今後も楽しみにしています。

お母さんたちにとっても大きな力になっていること、嬉しくなります。

病棟保育士さんからのコメントからは、日々子どもと家族全体に寄り添い支える立場としての温かさが伝わってきます。

いつも楽しく素敵な活動を企画してくださり、ありがとうございます。毎回違った内容で、次はどんな人たちが来るのかな?と子どもたちだけでなく、付き添いの方、スタッフも楽しみにしています。内容が様々なのでその度に子どもたちの目の輝きも違い、その姿を見ていてとても嬉しくなります。病棟で生活している子どもたち、そして付き添いの方たちにとても大きな刺激になっているのだな、と感じています。

医師からは、

子どもたちが笑顔になることが我々病院スタッフにとって、一番の喜びです。子どもたちの未来のために、ともに頑張りましょう!

医療者に一緒に頑張ろうと言われることは私たちの本望。SHJの活動が現場で欠かせないものなのだと気づかせてくれます。

入院してから初めて笑った!

どれだけ我慢してきたのだろう。

そんな子どもたちのために、もっと頑張ろう。もっともっと多くの病院や施設で活動ができるように!

SHJが子どもたちに笑いをもたらせば、医療者も安心して治療に専念できる。

→治癒率が上がる、早くなる・・!

→子どもたちに、家族にもっと笑顔!!

そんな公式を勝手に作っています。