認定NPO法人として認定されました!

スマイリングホスピタルジャパンは東京都認定の「認定NPO法人」になりました。改めまして、これまでいただいた皆様のご支援の賜物と、深く御礼申し上げます。

これにより、当団体へご寄付をいただいた場合、寄付金控除等の税の優遇措置を受けることができます。その仕組みについては改めて投稿いたします。引き続き、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

認定NPO法人として認定した旨の通知書

認定期間:平成29年7月27日 ~ 平成34年7月26日

認定の有効期間は5年。これからは5年後の更新を見据えた運営と書類の準備が必要になります。

🔳認定NPO法人とは

① 広く一般から支持を受けている
② 活動や組織運営が適正に行われている
③ より多くの情報が公開されている

といった点から、NPO法人のうち、一定の要件を満たし、より公益性が高いと所轄庁(都道府県又は政令指定都市)から認められた法人です。

具体的な要件としては以下のようなものが挙げられ、全国で51,629団体のNPO法人のうち1,022団体、全体の約2%弱が「認定・仮認定」を受けています。(H29年6月30日現在)

  1. パブリックサポートテスト(通称PST)に適合すること  事業活動において、共益的な活動の占める割合が、50%未満であること
  2. 活動の対象者が特定されていないこと
  3. 運営組織及び経理が適切であること
  4. 事業活動の内容が適切であること
  5. 情報公開を適切に行っていること
  6. 事業報告書等を所轄庁に適正に提出していること
  7. 法令違反、不正行為等がないこと
  8. 法人設立後2事業年度を経過しているか

認定NPOに関する詳しい情報は、下記をご参照ください。

内閣府NPOホームページ

東京都NPOポータルサイト

Smiling Hospital Japan Official Website

アートないち日〜大阪編〜

新規導入の打ち合わせや初回の活動見学のために、北海道から九州までホイホイ足を運ぶのも代表の仕事。

今回は大阪豊中市にある児童デイサービスPrimo、阿倍野区の大阪市立大学病院の2つを訪れました。まずPrimoについてはしっかり者の大阪地区コーディネータ西純江さんが導入の打ち合わせを前もってしておいてくれたので、訪問直後から自然に活動が始まりました。

音楽療法士の金愛利さんのピアノ伴奏で緩やかにスタート。「はじめまして」の歌に合わせて打楽器奏者の西さんが一人一人にハンドドラムを回し、子どもたちが順番に鳴らして自己紹介。そのあと、ウインドチャイム、太鼓と続き、最後はトーンチャイムを使って「にじ」の歌でリラックス。

こんな場面もありました。

Aちゃんは注目されるのが嫌だったのか、知らない人がたくさん来て何が始まるのだろうと不安そうでしばらくは背中を向けていました。始めの挨拶の歌では楽器を拒否し、下を向いて体を丸めていましたが、ウインドチャイムの音色に惹かれ、手を伸ばして楽器を鳴らしてから心のバリアが解けた様子。そして、突然松本の方へ向かって飛んできて抱きついてくれました。西さん、金さんにもしっかりとハグをしたあとはもう、どんどん楽しくなって笑顔が止まりません。ピアノの横に立ち金さんと連弾、時には踊り、ノリノリのリズムを取って音楽の中で自由に自分を表現していました。

年齢が小1から高校生までと幅広く、重度のお子さんもいたりと、選曲も難しそうだと直感したけれど、その場にあった音楽活動を瞬時に組み立てた二人、さすがプロ!と今回もアーティストの技に感動のしっぱなしでした。
Primoではこのような活動がまだまだ少ないようでスタッフさんもとても喜んでくださり、子どもたちが笑顔になるたびに写真撮影などで忙しそうに、そしてはしゃぎながら記録を取っていたのも印象的。そんな大人をもしかしたら子どもたちはやれやれ・・と見ていたのかも!

子どもたちと音楽を楽しんだあとは、関西のアーティストを一人一人思い浮かべながら得意げに活動を紹介した大阪市立大学病院でしたが、こちらは昨年感染症の院内事故があってからさらに感染対策が厳しくなり、2度の抗体検査が必要であることなどの説明を聞いて、気持ちが萎えそうに・・。でもすぐに西コーディネータと顔を見合わせ、やりましょう!。ここからはコーディネータがリーダーシップを発揮して、待っている子どもたちのためにエリアスタッフが一丸となっていくのみです。代表から地区コーディネータにすっかりバトンタッチの瞬間です。

夕方は都合のつくアーティストが集まってくれ、プチ懇親会。バスケットボールパーフォーマー・フリースタイラーのNARIさん、大道芸人あざーす・のずさん、そして一日中つきあってくれた西さん。ちょこっとテーブルマジックもあり、ライフワークとしてのアートに対する想いなんかも熱く語ってくれた若者たちに囲まれた、今回も幸せな出張でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!人口知能について考えた!

人工知能(AI)の進化に伴い、これからの子どもの教育現場はどう変わっていくのでしょうか。

私が子どもの頃・・・やっと家庭に白黒テレビが普及され始めた頃・・・は漫画の世界に入ってうっとり憧れ、ありえないこととしてどこか安心して空想を楽しんでいた、平和な古き良き昭和。実はじわりじわりと開発が進んでいて気づいたらものすごいスピードで科学が進化している! VRの出現に驚いたのはつい最近で、時を置かず今では多くの企業で顧客への商品イメージ作りなどに使われ、アトラクションとしてもそこここにあります。スマホどころかロボットまでが当たり前の社会になりつつあります。このままだと人間が創ったはずの文明に、人間が支配されてしまう!? SF映画を想像してしまいます。

知識を詰め込むだけの教育ならAIの存在は教育者にとっても脅威となります。しかし、数値や分析、知的情報処理システムの先にある、コンピュータが判定した結果をどう判断し、どう活用するのか、それはAIには決してできない役割であり、これまで以上に人間力を試されることになるのではないでしょうか。「知識」の価値自体が下がってくる、という意見ももっともで、人間性の向上や社会貢献・・逆説的かもしれませんが愛とか真心とか生きる意味なんかがこれからの教育の柱になるのでは?

ということはITこそ、新しい価値を生む存在とも言えます。

また、

ITこそ、日常生活になんらかの困難を抱える人の力になるべきである

と常日頃思っています。

私事ですが、交通事故の後遺症で右手で細かな作業ができず書字作業に苦労しました。17年も前になりますが、教員免許をとるためにレポートを作成したときの事。あのころPCを使うことが一般的であったなら、と。左手でなんとか仕上げたレポートがあまりにも乱筆だったため、大学の先生に真面目にやりなさい、などと叱られたとき、訳を伝えると最後の一枚まで大変だろうけど、頑張れ!と激励の言葉をもらいました。ワープロでいいよ、と言っていただけたらなお嬉しかったけど。

来年からはじめる在宅学びサポート事業はまさに重度の障がいを持ち自由に動けない方たちの学習をITや様々な支援機器を使って支えようというもの。

技術の進歩が、とにかく先へ先へ、新しいものへと駆り立てるのではなく、困難を減らしてよりよく生きるためのツールとなること、人間には危険とされる作業への活用〜現在なら原子炉の水中ロボットなどがこれにあたるでしょうか〜も含め、平和利用にのみ発達していくことを願って止みません。

〜夏休み、給食も一休み〜

子どもたちが待ちに待った夏休みに突入、親としては裏腹に、さて長い休みを子どもとどう過ごそうかと非日常の忙しさに追われる家庭も多いのではないでしょうか。毎年変わらないこの時期の家庭の風景ですが、ここ数年別の現象が固定化の兆し。こちらは深刻です。「学校が休みに入る=栄養不足の子どもの増加」という、給食がなくなるために起こる図式です。子どもの7人に1人が貧困、という実態をこのまま放っておけない、と個人や民間の団体が運営する子ども食堂が増えていて、本当に頭が下がる思いです。給食が一休みとなった今、私も立ち止まって学校給食のことを考えてみました。

主食、おかず、牛乳のすべてを提供する方法を完全給食と言いますが、文部科学省の2015年度の調査では、全国の公立中学校での実施率は88.8%で、公立小学校の99.6%に比べて低いことがわかります。

実施していない理由は、財政的余裕がない、弁当が定着している、などだそうです。持参の弁当か、民間業者などが配送する給食かを選ぶ「選択制」を採用する市もあり、その中で給食を選ぶ生徒の割合は、堺(約7%)、和歌山(約20%)、盛岡(約31%)。選択率が低いのは、費用の前払いや予約の手間、「周囲が弁当なのに給食を選びにくい」といったことなどだそうです。

学校給食法は、義務教育では「給食が実施されるように努めなければならない」と定めています。中学校の給食費は月額全国平均4900円前後。生活保護世帯には保護費の教育扶助として支給されますが、就学援助の対象にしていない自治体もあり生活保護に準じる困窮世帯に対しては支えになっていない現状があります。ただ、低所得の子だけ支援すると差別を生み出すかもしれません。行政は全員を対象とした完全給食、給食無償化を目指すべきです。子どもの成長を支えるという国の務めとして当然のことだと思うのです。

家庭環境による栄養格差を縮めるセーフティネットの観点から、そして、栄養を補うことに加え、同じメニューをみんなで楽しく食べるという食育の役割も持っています。食べる、という子どもたちが大好きな、そして生きるための基本的活動の中に、差別や引け目など心の格差があってはなりません。心豊かに、生きることを楽しむ大人に成長するための基本が、みんなで楽しく食べる、という行為に凝縮されているように思います。

〜祝!認定!〜

昨年11月に申請した認定NPO法人制度。書類の修正やヒアリングを何度も重ねて結果が出るのに半年以上かかりました。その分、達成感と重みのある決定です。7月27日に承認書を受けます。「認定」の名に恥じないよう「ブレない事業運営」「確かな運営組織」「透明性のある情報公開」など、さらに気持ちを引き締めなくてはと、代表としてさらなる責任を感じています。

🔳制度の目的は、

「NPO法人への寄付を促すことにより、NPO法人の活動を支援すること」にあります。

🔳団体が取得する目的は、

「団体に寄付した個人又は法人が税制上の優遇措置(所得税及び住民税、または法人税が一定額戻ってくる)が受けられるので、認定ではないNPO法人よりも寄付を集めやすい状況になる」ということです。

🔳NPO法人のなかでも認定NPO法人とはどんなものでしょうか。

① 広く一般から支持を受けている
② 活動や組織運営が適正に行われている
③ より多くの情報が公開されている
といった点から、より公益性が高いと所轄庁長官が認めるものです。平成28年5月の時点でNPO全体の2%に満たない、ということですから高いハードルをまずはクリアした、ということになります。

企業が上場を目指すことをイメージすると分かりやすいかもしれません。NPOも認定基準を満たそうとすることで団体の体制が整備され、メンバー全員が一丸となって頑張ろうという意識も高まりました。また、実態に即した正確な書類を多数そろえなければならず、認定基準をクリアした、ということで対外的な評価は高まると期待しています。

あえて認定を申請しないNPOももちろんたくさんあります。認定取得後の情報公開書類が増えるため事務負担が増加する、認定を維持していくことが大変、セキュリティ面の管理作業が増加するなど。本来業務に支障が出ることになれば本末転倒ですからもっともな選択です。

SHJも、法人設立の時点で認定申請を目指し、適切に運営していたつもりでしたが、抜けていたところがたくさん。それを修正していくのに3年の年月がかかりました。それにかけた労力は大きかったですが、全てはNPOとして活動していくための適切な形を学ぶ良い学習の機会になり、法人の存在意義と方向を、全体で改めて確認する作業にもなりました。なんのために?誰のために?・・それをいつも中心に据えて運営することで、どうするべきか?を追究してこれたような気がします。5年後に更新申請がありますが、5年も10年も・・ずっと認定NPOとして子どもたちのために活動していけるよう一丸となって取り組んでいきます。

🔳認定取得を考えている法人の方へ、参考になるサイトをいくつか紹介します。

寄附金控除については次回の投稿で!

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