〜ボヘミアンラプソディー〜

今も耳に残るあのピアノのイントロダクション。

1975年大ヒットのQueen  ”ボヘミアンラプソディー”。

中学生、高校生の時は70年代の、ちょうど洋楽黄金時代でした。

御多分に洩れず、私も大の洋楽好きでした。

それが転じて英語教員になったわけですが。

中2の頃に、土曜の放課後友人との会話も避けるように飛んで帰って

ラジオ・オン!

「ダイアトーン・ポップスベスト10」

MCシリア・ポールの声が耳に心地よかった。

このころの思い出は2017/9/6投稿

~SHJヒストリー4 始めて担任したTくんは心の先生~

で少し触れました。

そして中学3年のちょう高校受験の頃、衝撃を受けたこの曲。

”ボヘミアンラプソディー”

変化に富んでいてドラマチック、展開の早いドラマを見ているようなスリルがあります。

聴き進めること自体がワクワクしたものです。

今回観た同題の映画は、リーダーのフレディ・マーキュリーを中心としたバンドの歴史が描かれたストーリー。

マイノリティーへの偏見など社会問題への問いかけも込められています。

10代の頃を思い出すQueenのヒット曲の数々が次から次へ。

それだけでもQueenファンにとっては大満足です。

クライマックスは、1985年7月「アフリカ難民救済」を目的としたライヴエイド(LIVE AID)で熱唱する場面。

ストーリー以前に、とにかくこのシーンだけでも観る価値あり!。

フレディは自分の運命を知りつつ最後の力を振り絞ってピアノを弾き歌います。

メロディーに乗って歌詞をかみしめるように、

熱狂する観客と、まるで少し距離を置くかのように

自分に歌い聴かせているように。

もちろん、観客と一体化して全員で歌い上げる場面も圧巻でした。

🎹  🎹  🎹  🎹  🎹  🎹  🎹  🎹

厳格な父はフレディが音楽をすることに理解を示さず、

父子関係は冷え切ったまま。

しかし、ライブエイド出演直前に実家に立ち寄り、

家族と和解する場面は涙を誘いました。

一億人の飢餓を救うためのライブに出演し、

人の命のために音楽をする息子。

そんな息子を、送り出す父は初めて認めました。

ここでふと思います。

スマイリングホスピタルジャパンのあるアーティストのこと。

彼は大道芸人。

一緒になろうと誓った恋人がいたけれど、彼女の父親に、

「大道芸している人など・・・」と猛反対され。

しかし、その大道芸で難病の子どもたちやその家族を元気づけていることを知った恋人の父は彼を認め、

晴れて結婚できたというエピソードです。

そんなことがあったとはつゆ知らずの私。

彼は一年に一度のSHJ研修会で私を呼び止め、

「松本さんにお礼を言わないといけないんです」と。

「え?いえいえ。お礼を言うのこちらの方です。いつも素敵なパーフォマンスで子どもたちを楽しませてくださってありがとう」

「いえ、そういうことではないんです。

実は、妻の父が、僕がスマイリングホスピタルジャパンという団体に所属し難病の子どもたちを励ましていると知ると、それまで絶対に認めてくれなかった結婚を認めてくれたんです」と。

大好きな方と幸せに暮らしているという彼の笑顔が嬉しくて・・。

フレディと父。

SHJアーティストと恋人の父。

厳格でちょっと偏屈で頑固な「父」さえもうならせる、

音楽の力

芸術の力

そして

スマイリングホスピタルジャパンの力。

何を見てもどこにいても

なぜかSHJに繋がる幸せをかみしめています。

〜みんな「隅っこ」が好き!

小さい頃、部屋の角隅に椅子を倒して四角い小さな空間をつくるのが好きでした。

自分だけの場所で何かになりきってごっこ遊びをしたものです。

そんな思い出、結構誰もが持つ原風景かもしれません。

落ち着くんですよね、「隅っこ」。

大人だって、ほら、新幹線や飛行機の座席は窓側や通路側の、片方だけでも仕切られたところを選ぶでしょう?

会議でも、長机の両端が空いているのにいきなり真ん中に座る人は見たことありません。 

子どもは子どもで、学校で席替えになって窓側や廊下側になるとなんとなく嬉しい。

自分のテリトリーができた気分?人より自由空間を多目に与えられた気分だし、何より「隅っこ」だから落ち着く。

大人も子どもも「隅っこ」好きなのはおかしいくらい明らか。

人間って可愛いなあ。

💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺

さて、日常に見る「隅っこ」現象。

代表的なのはやっぱり電車。

始発駅で電車のドアが開くのをじれったく待った後、

ついに!開くと、どどどーっと誰もが目指すのは、

「隅っこ」

途中で隅っこが空くとわざわざ移動するくらい好き!

💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺 💺

 

でもちょっと待って!

「隅っこ」を必要としている人がいます。

杖をついたり白杖を持っていたりなど、高齢の方や障がいのある人は手すりやつかまるところ、寄りかかれる「隅っこ」が断然便利です。

床の一部にわかりやすいよう滑り止めを施せば杖をたてかけることもできる。

ドアのすぐ傍なら混んだ電車でも降りやすい。

赤ちゃんを抱っこしている人も、動きに自由度が増すかもしれない。

仮に優先席の真ん中が空いていても座りにくいようで、あえて立ったままの方を見かけます。

「座りますか?」

と譲られても、

「いえ、大丈夫です」

立っている方が後で降りる時、楽なんだろうな、と察します。

だから、優先席を今の場所 and/or すべてのシートの両端「隅っこ」

にしたらどうでしょうか。

さっそく、毎日使っている「京王井の頭電鉄」に提案してみようかな。

まずはローカルから!

新ためて、誰もが感じる(であろう)

「隅っこ」の心地よさ、安心感。

困難ととともに生活する方の生活改善に一役買いそうです。

みんな大好き「隅っこ」。

〜SHJ各地区、個性派ぞろい Vol.3〜

 さていよいよ、めっちゃ明るい関西地区へ。

兵庫は比較的新しいエリア。

打ち合わせのために新幹線に乗っていそいそと向かった私を迎えてくれたのは、アーティストでもある住野由佳子コーディネータ。

「小腹が空いた頃と思うから、食べてこ」

ちょこちょこと通路を早足で・・ちょっと待って~。

ついたのは、

兵庫県明石市の名物「明石焼き」の駅ビル内有名店。

地元明石市では「玉子焼」と呼ばれているそうだ。

ソース・マヨネーズはつけず、独自の上品な薄色のダシにつけて食べるたこ焼き。

ささっと食べていざ病院へ・・。

とまあ、こんな感じで始まった兵庫地区。

音楽遊びコンビのさとゆかの二人、そして時々大阪からの大道芸で2つの病院と施設を盛り上げています。

季節に合わせた音楽を工夫しているのが特徴です。

お正月や子どもの日、夏は盆踊りや花火をモチーフに、秋はハロウィーンや運動会・・・

外になかなか出られない子どもたちも四季や各種行事を味わうことができるよう、準備にも余念がありません。

「音楽につられてたくさんのこども達が集まってくれました。

リズム感の模倣ではみんなとっても上手に真似をしていて驚きました。

すごい集中力でこちらを見ていました」

注目を浴びる時の子どもの笑顔、そしてそれをみているお母さんの笑顔が印象的。

とコメントを。やはりどこでも笑顔は連鎖する力を持っているんですね。

さらに!

つい先日の投稿で紹介した「化学マジック!」。

全国でも初めてのジャンルに、遠くから胸がときめきました。

いろんな場所で科学実験ショーをしたり、テレビなどにも出ていたりと超多忙な北野先生、病院の子どもたちにもワクワクを!

と参加してくれました。

大阪へ参ります~。

こちらは2014年に立ち上げた地区です。

大阪市立総合医療センター、淀川キリスト教病院こどもホスピスなど3つの病院、施設を15名のアーティスト、アシスタント、コーディネータで・・・。

と他に負けず活発な大阪。

書ききれないので次回ゆっくり綴ります。

Smiling Hospital Japan Official Website

〜学校に教員事務局を!〜

不登校の数の増加と教員の残業時間の増加、比例してないですか?

何のための残業!?

子供と向き合う時間が長いから事務仕事や教材研究は残業で、というのではない。

近年、子どものいじめや自殺問題が深刻になってきているのは、教員が事務仕事に追われ生徒理解が十分でないことが原因の1つと言われていますが、それを裏付けるような調査結果を見つけました。

文部科学省教員勤務実態調査(学校や教職員の現状についてー文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課作成:平成27年1月20日 初等中等教育分科会 チーム学校作業部会 参考資料1)によれば、

昭和41年と平成18年では授業時間が変わっていない反面、勤務時間中に事務的な業務に当てる時間が倍近くに増えたのが主な結果として、月当たりの残業時間が4倍以上に増えています(↓図1のグラフ)。

平成18年に実施された教職員意識調査によれば、

授業準備に充てる時間が減っており、十分な時間がないが為の負担を感じている教員が多いことを表しています(↓図1の赤枠)。

それだけ、指導をしっかりとやりたい熱意がありながらもその準備がままならないことで教師としての業務が満足にできない精神的な負担も多いのが浮き彫りです。

図1

他国と比較してみましょう。

OECD経済協力開発機構参加国の平均と比べます(↓図2)。

まず、

仕事時間の合計(時間/1週間)=

・日本         53.9

・参加国平均 38.3

このうち、

授業に当てた時間=

・日本    17.7

・参加国平均 19.3

一般的事務業務に使った時間=

・日本      5.5

・参加国平均   2.9

さらに、

課外活動の指導に使った時間=

・日本     7.7

・参加国平均       2.1  

もはや、追い詰められるのは子どもばかりでない、教職員もギリギリのところで業務を行っている。

この説明も本末転倒と言いたいところですが、

子どもたちを守るためには、まず学校の先生に本来の仕事が十分にできるような余裕を持ってもらうことです。

学校には職員室と経営企画室(昔の事務室)が隣同士になっていますが、

この間に是非、

教員事務局を置き、

🌀教員は生徒理解と授業に専念、

🌀事務局は現在教員が行っている事務(教務や予算など)を専門に、

行う。

こんな学校運営体制を是非作ってもらいたい!!

担任はクラスの子をじっくりと、

そしてより多くの人の目が子どもたちに行き渡ることにもつながります。

すべては子どもたちのために!

〜息子とパエリア!〜

3年ぶりにアメリカから帰国した息子。

いくつになっても母の味を、と思うのが親心。

彼が中学3年生の頃から別々に暮らしている私たちは、

親子というよりは友達?同志?

本人がどう思っているかはさておき。

小学校では水泳、サッカー、剣道、野球・・。

ステージママよろしく練習に行って声を張り上げていた。

特に剣道は見てるだけじゃつまらない、とお姉ちゃんも誘って

親子3人で竹刀を振り回すように。

夏には剣道合宿の引率に興津健康学園に何度か行ったものです。

中学に入って地元の軟式チームに入ると、フルタイムで英語塾室長をやっていた私に母の会代表のお鉢が回ってきた。

容赦ない。

どれもこれも大変だったけど、勉強になったし、

一緒に暮らす時間が短かったことに負けない、「濃さ」だと今なら言える。

スペイン、イギリス、カナダ・・・海外へもよく一緒に行った。

高校生、大学生になって母親と旅行?

マザコン?

いえいえ、言ったでしょ、親子というより友人の関係って。

確かに、私のお腹の中から出てきたけど、とにかく不思議な親子関係なんです。

旅行から帰ると親子なのに帰る場所は別々。

話は大幅にそれるけれど、

「おやこ」を漢字にすると

親子

親娘

決して親息子と書かないのは、

子=息子

という暗黙の考え方が漢字が登場した頃からあるのか~と、なんとも釈然としない。

ちなみに、娘は大学2年になって、実習が朝早くからあるからと大学の近くで一人暮らしを始めたが、

その後は一緒に買い物をしたり飲みに行ったりする程度で、ほとんど実家に帰ってこなくなった。

全く自立心の強い2人に恵まれた。それも幼い頃から「親から苦労させられ」の連続がそうさせたのか。

もっとも、娘は第一子を実家からほど近い助産院で産んで産前産後一緒に暮らしたし、

3人の子どもたちを月に1度預けに来るほど、今では頼ってくれている。

孫たちとの時間は娘からのプレゼントだなあ、としみじみ思う。

えっとテーマはなんだっけ?

そうそう、息子が久しぶりに帰国したのでお袋の味を、という話。

そもそも、たまに帰ってきていたようだが、私が忙しいからと気を遣ってくれたのか(?)母親のところに寄ることは数回に1度。

さて、食べさせたかったのは和食ではない。

自慢のパエリア。

魚介のパエリアは定番でたまに作るが、「鶏肉のパエリア」、これを是非!

と腕をふるった。

「じゃことトマト、ブロッコリーのマリネ」と「アンチョビ入りオリーブ」「自家製人参のピクルス」がサイドディッシュ。

「おお!これはまず見た目が美しい!」

などと煽てながら、

「スペイン人の友達に見せる」

と、写真をばちばち撮っていました。

私も我ながらうまくいった、と得意な気持ち。

味の方は・・?

「これはうまい!」

息子も親が作ったものを素直にうまいなんて言うほど、大人になったんだなあ、と。

まずはパエリアの美味しさととともに、母親の料理の腕は健在!であることを証明でき、ほっと胸をなでおろす。

この美味しい鶏肉のパエリアのレシピはまたの機会に綴ります。