〜話を端的に伝えるコツとは?〜

人前で長々と話す代表の職業は教員と政治家だそうだ。

耳が痛い。

引退したとはいえ、教員時代を思い浮かべる。

確かに熱くなって生徒の前で話が長くなってしまったことは、、、ある。

でも基本、人前でスピーチすることに苦手意識があるので、その回数はあまり多くない気がする。

さて聴く方の立場として、会議や集まりの時に、長い話をBGMに、船をこいでしまう経験は誰でもあると思います。

または、あの人は自分の饒舌ぶりに満足し悦にいってしまっていて空気が読めなくなっていると、余計な分析をするか、時計をちらりちらりと見るか。

最近では国会演説で枝野氏の長さが話題になった(2時間43分!)。

世界に目を向けると、

昨年の中国共産党大会で、習近平氏は休憩を挟まず一気に3時間半。

もっと長いのがキューバのカストロ氏。1960年の国連総会で4時間29分だそうだ。同氏の7時間15分(1998年)という記録もある。

伝えたいことがあってその思いが強ければ強いほど、長くなりそう。

でも本当は印象に残るようなシンプルなキーワードを中心に数分で仕上げるのが効果的な気もします。

ところで私がつい熱く語ったのは他でもない、

日本語と英語の決定的な違い。

日本語の文法は最後まで文章を聞かないと結論がわからない。

doなのか、don’tなのか、はたまた問いかけているのか・・・。

という趣旨なのだが、結局、

丁寧に?くどくどと説明しすぎて、ダラダラしゃべることになり、「日本語は、何を言いたいのか。するのかしないのか。尋ねているのか。言い切るのか。いくら長くても最後まで聞かないとわからないよ」

という内容をダラダラと語っていた記憶がある。

「それ、先生のことじゃん?」

と聞こえてきたような・・。

相手がどう思っていようと構わないというより、ね、ね、ナットクでしょ。

と押し付けが多かった気がする。

ダラダラと話がつまらなくならないコツとは・・。

💫具体的で独自のエピソードを入れること。

💫うまく喋れなくても心を込めて一生懸命話すこと。

個人的にはやっぱり

💫💫笑顔で!

〜夏休みを短縮しないで!〜

「過去42年間の統計で、1位が9月1日に計131人、続いて4月11日の99人」

何の数字でしょうか。

それぞれ時期は新学期のスタート時です。

「子どもの自殺」。

あってはならないこと、文字にすること自体恐ろしいことですが、これは現実のこと。

去年の今頃、「9月1日問題」と題したブログを書きました。

自分の経験も含め、考えうる理由も述べています。

夏休み中は自殺者数が少し下がるという統計があります。明らかに理由が学校生活の再開に関連していることがわかります。

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子どもにとって、学校に行くことが多大なプレッシャーになっている理由は、いじめであったり、担任との不和であったり、また、集団になじめない、皆と同じでなければならないというような重圧を感じていたりです。

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一方、親としては、子どもが『学校に行きたくない』と訴えた瞬間に、社会のレールから我が子が外れていると感じるもの。

親の不安を一番に察知するのは子ども。親を裏切ることはしたくない、と自分にプレッシャーをかけてしまいます。

仮に、もしそのまま不登校になったとしても、親は色々な道や生き方があるということを考え方の1つにして欲しいと思います。

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では社会は?

小~高校まで画一的な教育システムに乗っていることが当たり前で、それ以外は落ちこぼれである。

そのような空気が蔓延している社会が変わらないと、学校が理由による子どもの自殺は減らないと、断言できます。

子どもの幸福度世界2位のフィンランドなどを例に挙げて、外国の教育方法を時々紹介しています(→2017/7/12投稿フィンランドの教育)が、幼くして自ら命を絶つようなことが多発している国と違い、多様なタイプの学校があり、学校というものが画一的なもの、という常識そのものがありません。

学校に行かないことで苦しさがなくなるなら、別な学校や教育方法を探してもいいという考え方、選択肢を社会が保障しているといいます。

日本でも以前にくらべると、親は、行きたくなければ行かなくていい、という意識にちょっとずつ変わってきていると言います。

しかし、その受け皿が十分になければ、苦しむことになるのに変わりはありません。

さらに、最近の学校で気になることといえば、夏休みの短縮。

「脱ゆとり教育」を目指して2011年度から小学校で、12年度から中学校で実施された学習指導要領では、主要教科で1割ほど授業が増えました。

授業数を増やすため、2学期を8月最終週から始める小中学校が東京都で全体の半数近くになっているのはそのためです。

20年度から実施される学習指導要領では、小学校高学年では英語科の授業が始まることで、さらに年間35時間増加することになります。

教員たちの疲弊もますます悪化するでしょう。

子どもの学ぶ場は学校の授業だけではない。まとまった長期休暇で自然に親しむ体験や自由な時間も必要。

いえ、フィールドワークやアクティブラーニングという観点からも、机に向かって鉛筆を動かす時間の数倍の価値があります。

子どもの体験不足が指摘される昨今、行政がそこに思いが及ばないのが不思議でたまりません。

ホッとできる時間、のびのびと身体を動かす時間、自然と一体となる時間、ワクワクする時間が減れば、「9月1日問題」が助長されることは想像に難くない。

OECD加盟国の中で学力テストの順位が下がっていることを受け、体罰のように机に縛り付けるのは全くの逆効果。

対症療法より体質改善。

子どもは動きながら学びます。

生きるための基本的な技能や知識を体得していきます。

生きる喜びを見つけます。

「9月1日問題」対策にも効果大だと断言できます。

教育行政に改善を求めます。

〜子どもに寄り添うということ〜

子どもに寄り添う、とは、慰めることや悩みに答えることではない、向き合うことでもない。

そっとそばにいて心がほんの少しでも動くのを待つことです。

ただ近くで、持ってきた手仕事やアートに夢中になっていればいい。

私は教員免許を取る時に心理学やカウンセリング理論について表面をかすめる程度に勉強しただけで、心理士やカウンセラー、精神科医のような知識はありません。

だから「心に寄り添うこと」についても、体験から確信に至った持論を述べるしかありません。

だから、そんな考えもあるのか、といった程度に読んでいただけたらと思います。

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話そうよ、と面と向かうと子どもは威圧感を感じます。

まして、単刀直入に質問したり、テーマを押し付けたりするようなことは絶対に避けなくてはなりません。

大人でも、自信を持てずにいる人なら多少は同じように感じるかもしれません。

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子どもは、親を含め、大人がそこにいるだけで脅威を感じるものです。

残念ながら大人は子どもにとって安心できる存在ではない、ということを肝に銘じてください。

幼い頃を思い出してみれば、なんとなくそうだったな、と気づくかもしれません。

それだけ大人は自分も子どもだったことを忘れ、子どものうちなる世界に心を寄せることができなくなっているのです。

助けてあげます、というオーラを相手に感じた瞬間、子どもは遠ざかります。

自分のことをそれほど良く知らないのに何がわかる?とかえって反発します。

こちらから、ではなく子どもから近づきたくなるような自然なたたずまいが良いのです。

何気なさ・・・と言いましょうか。

・・・・・

・・そこにいる人、気になるけど、話しかけるのは少し様子を見てからにしよう・・。

・・・・・

少しすれば子どもから心を開きます。

「誰?」

「何やってんの?」

最初はつっけんどんかもしれません。

しかし、こちらが魅力的に見えることに夢中になっていると、興味を示してきます。

子どもにとって興味を持てる「綺麗なもの」「面白そうなこと」「初めて見るもの」・・・。

直球ではなく変化球でもなく、「ブルペンで投げ合う球」の力を借りる、という感じです。

「わあ、綺麗」

「なにやってるの?」

「僕にもできるかな」

「あ、それやってみたかったの」

「その曲、弾いてみたい」

「面白い楽器だね」

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ひと言で寄り添う、と言っても場面や立場によって違うでしょう。もちろん状況によっては、そんな悠長なやり方では話にならない、ということになるかもしれません。

しかし私たちは、アートを通して心の交流が生まれ、心を開く様子をこれまで幾度と見てきました。

何かおしゃべりのきっかけや話題が、本題とは必ずしも関係ないところで発生し、それがヒントや発想の転換になったりもします。楽しいことをしているうち、塞いでいた気分が軽くなったり、新しい何かを発見したりできるかもしれません。

それは子どもたちだけではありません。

お母さんは、子どもが入院する前はよくやっていたという編み物の活動の時に、アーティストとの会話の中で表情や声がどんどん明るくなったということがありました。

お父さんは、得意なギターを子どもたちに披露したこともありました。

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アートがいろいろな可能性を持ち、希望や自信を持つツールとなれば、と思っています。

「間接的なふわっとした自然な寄り添い」

そんな存在でいたいと思います。

 

〜お医者さんがボケ役に?〜

来週はいよいよ、かつて勤めていた院内学級のある世田谷区の病院で6年越しの開始です。

教員最後の冬、ボランティアルームに拙い企画書を持って行ったけれどあっさりと門前払だったことを昨日のように覚えています。

出鼻をくじかれ、すごすごと退散しましたが、この苦い経験をバネに、2年後にはこの病院の最上階にある”赤い絨毯敷きの総長室”へ直談判に行くという強行作戦を実行したのが懐かしい。

緊張のせいか、慣れない毛足の長い絨毯のせいか、足を取られつんのめりながら豪華応接テーブルにたどり着くと、その先には小さく見える総長さんの顔。

思い切り声をはりあげないと声が届かないくらい広い応接間です。

私の必死の訴えに、総長さんが、

「是非!」

と笑顔で頷いてくれ、天にも昇る気持ちを急降下させたのは事務方。

ボランティアは管理が大変なんだよ・・。

ということで今回も却下。

ちなみにあれから3年後・・「是非打ち合わせしましょう!」

と連絡が来て改めて「今度こそ!」と意気込み、「あれから実績も積みましたよ~」という得意な気持ちと説得材料を抱えて勇んだものの、またまたお蔵入り。

そんな病院からこの夏、連絡が入りました。

「今度こそお願いします」

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4度目の正直でやっと始められる懐かしい病棟のプレイルーム。

初回は大道芸人と行く予定です。

・・・ここからが本題・・・

大道芸人といえば、笑いの達人。

少し前にこんな活動のアシストをしてお腹が痛くなるほど子どもたちと笑ったことが何度かあります。

活動に参加している子どもたちの笑顔を見て、

「おお!楽しそうだな。じゃ、処置は後にするか」

そんなお医者さんたちの決断に、子どもたちは、

「よっしゃ!」と大喜び。

「それにしても面白そうだなあ・・。いいなあ」とお医者さん。

すかさずアーティストは、

「それならドクター、一緒にいかがですか?」

と誘います。実は、これはアーティストが仕掛けたワナ。

大道芸人は何が一番ウケるかを、日々研究する笑いの専門家です。

医師が「しまった!」と気づくも、時すでに遅しです。

子どもたちもお母さんたちも、もちろん看護師さんたちも、キラキラの期待感を瞳に浮かべています。

もうやるしかない、という医師たちの勇気とサービス精神は、場を盛り上げるのに一役も二役も買います。

躊躇している医師には、子どもたちを裏切らないようにと、間をおかず半ば強制的に引っ張り込みます。

医師はかくして、大道芸のボケ役に抜擢されることになります。

普段痛いことばかりするお医者さんが目の前でツッ込まれ、しくじり、頭をかく。

子どもにとって大人の失敗は蜜の味ですが、ここ小児病棟ではまた格別です。

キラキラの瞳がいっそう輝きを増し、鬼の首を取ったかのように得意顔です。

そして今にも椅子から転げ落ちそうなほど、ゲラゲラと笑いころげ、お腹を抱えるわ、つっこむわ。

こんなに楽しいことはない、といった喜びようです。

医師は苦笑いしながらも、子どもたちの腹の底から笑う姿にホッとしています。

そんな場面に何度楽しませてもらったことでしょう。

お医者さんの隠れた芸の才能が開花。

お医者さんたち、ごめんなさい!

支援機器を使えばたくさん遊べる! 

〜学びサポート通信「支援機器講習会3」〜

🌀操作しやすいスイッチで動く道具たち!

「やってもらう」のではなく可能な限り自ら活動に参加すること・・・

これが充実感となり、子どもの生活の質を高めます。

運動障害がある場合、操作しやすいスイッチは、「活動の参加」と「充実感」に大いに貢献してくれます。

射的 手前のスイッチに触れるとピッチングマシンからボールが飛び、奥のロボットを打ち倒すことができる。しかも、おもちゃの電気銃の効果音付き。

スマホでプラレールを操作。運転席からの景色もモニターできます。

ピッチングマシンでサッカーボールを蹴り出しゴール!

🌀視線入力装置Tobiiで風船落としや音楽が楽しめる!

島根大学伊藤史人先生の視線入力訓練ソフトEyeMoT 3D風船割りゲーム

陽気な音楽が流れ、いろんな色の風船が右から左からそして上から下から飛んできます。

風船こそのふわりふわりとした動きは、視線を動かしにくい子どもに優しいプログラム。

たまに飛んでくるグライダーは画面に変化をつけています。

視線で風船とグライダーを打ち落す遊びを本人そして、お母様たちに体験してもらいました。

横臥の方も楽しめるよう、「学びサポート」で伺うお宅では、パソッテルという固定装置で見やすい角度に固定しています。もちろん、子どもたちに大人気です。

その他、音楽を楽しんだりもできます。詳しくは・・

8/13投稿 視線入力装置と映像楽器+SHJアーティスト=ジャズセッション!

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