〜ものづくりという原風景👗〜

ものを作ることが本当に大好きで

一人没頭することが多かった幼い頃。

これは私の原風景とも言えます。

外遊びも大好きだったけれど

帰ってくると即

自分の机に向かって

またはちんまり畳の上で

”作ること”

に取り掛かったものです。

手芸好き・・

それもそのはず

母親が自宅で洋裁の仕事をしていて

お得意さんがしょっちゅう来ては

注文を受けミシンを踏んでいるのを

日常見ていたから。

素材があれば

思い通りの服を作ってしまう母を

いつもすごいな~と感心していたものです。

1枚の布が

学校から帰ると

人台に仮縫いされた身頃が着せられ、

その傍らには

足踏みのミシンを軽やかに

そして時に注意深く踏む母の後ろ姿が。

まるで魔法のように

袖や襟やクルミボタンまでも

小さな細い手でくるくると作っていく

母でした。

その頃の母といえば

生活のためにミシンを踏むことに追われていました。

だからミシンに向かう背中と

作業台の上で細かな作業をする姿しか

印象に残っていないくらい。

私が帰宅しても

待ってましたとばかりに

学校であったことや宿題のことなどを

話題に語り合う、

ということは一切なく

ただ黙々と働く姿しか。

その背中は

”あなたも

自分の世界に行ってらっしゃい”

という合図のように思えました。

床に、そして作業台に散らかった

色とりどりの端切れや余ったボタンを見つけては

「もらっていい?」

と言いながら好きな布をかき集めては2階に。

母の横で教えてもらいながら・・

という気になれなかったのは、

後ろ姿に後光が差していた・・

と言っていいような近寄りがたさと、

「忙しいんだからあっち行ってなさい」

と言っているような取りつく島のなさが混ざったような

不思議なオーラが、

さっさと一人になろう

という気を起こさせたからです。

夏物のワンピースからドレス、スーツまで

なんでも作っていたから

母に甘えられない私を

豊富な素材が慰めてくれてたのかな。

手伝いといえば

あの頃浜田山駅前にあった

よしもと

という手芸品の店

・・・当時は”糸屋さん”と呼んでいた・・・

に不足した材料を買いに行くことでした。

馴染みの小さな客に

「いつも偉いね」

と言ってくれるのがとても嬉しくて、

おじさんの笑顔に後ろ髪をひかれる思いで店を出ると

待っている母を思い浮かべ一目散で駆け出すのでした。

頼まれたものを手渡すと

もちろん、

ウキウキしながら中断していたものづくりに戻りました。

🌹 🌺 🌻 💐 🌹 🌺 🌻 💐

いろんな素材の入った引き出しを携え

病院や施設の子どもたちにアートを届ける

SHJアーティストたちは

まるで

あの頃の私の母のようにクリエイティブ。

違うところは

そっと寄り添って安心させてくれること。

あっち行ってなさい

ではなくて

一緒にやってみよう!

というスタンス。

子どもたちに混じって

一緒に活動するとき

なんだかアーティストに甘えてるみたいな

自分に気づきます。

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おまけ・・

そういえば、手芸好きが高じて作ったアンパンマン着ぐるみ。これを着てNICUへ行ったなあ・・。

〜理想のピアノ教室🎹〜

”お気に入りの曲を弾けるようになりたい”

テクニックなどより

そんな思いを一番大切にしてくれるピアノの先生がいたらな〜。

技術を身につけることはそのあと。

まず

楽しい! 弾けて嬉しい!

という気持ちから出発するピアノ教室があったとしたら

それは私の理想のピアノ教室。

SHJアーティストの演奏を聴くたび

うっとりしながら

「もっと練習しておけばよかった」

と自分の才能の無さと限界を棚に上げ

思うことしばしばです。

♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

小学校3年生から6年生までピアノを習っていました。

あの頃でも習い始めは幼稚園から1年生くらいが多かったようで

3年生でバイエルをやっているのは教室で私くらいでした。

そう、ピアノを習った人にとっては

懐かしい!

と思わず叫んでしまうのが

ピアノ教本「バイエル」です。

確か赤バイエルと黄バイエルがあって

バイエル黄色に進んだんだ

へえ~すごいね。

などという会話もよく聞かれました。

ちなみに

教員採用試験の小学校教諭の試験でも

「バイエル60番以上から一曲」という音楽実技があるとか。

それだけ定番中の定番教則本です。

そして、合わせて使ったのが

「ハノン」

反復による指のウォーミングアップは

リズムを身につけるための

単調な訓練で

はっきり言って面白くない教本でした。

ピアノを習うなら好きな曲を弾いてみたい・・・

そんな思いは当分お預けで、

バイエルとハノンでまずは

先生に言われた通りに練習、練習。

しかし音楽の才能は微塵もない私へ

教室では落ちこぼれへの視線を感じたものです。

その後ブルグミュラーに進み

好きになった曲もいくつかあり

しかし発表会で失敗して・・。

ソナチネに入るともう苦痛しかなくなりました。

ソナチネ2巻は親が買ってきたものの

ほとんど開くこともなく挫折。

ピアノ教室退会とともに

ソナチネ2巻含む全ての教本を封印。

しかしバッハ・インベンションだけはしばらく

つっかえ、つっかえでも

気に入って弾いていました。

とにかく

好きな曲を弾いてみたい夢は

そのまま苦手意識とともに封印。

好きな曲を自由に・・

という方針のピアノの先生などいないのだ!

バッハ・インベンションが好きなのね・・

とわかってくれて

せめてつっかえ、つっかえでも

興に入る私をそっと見守ってくれる・・

そんな先生はいないのだ!

と諦めそのままになりました。

今思えば

やってみたい!

という気持ちに寄り添い

自分のペースで

好きな曲弾いてみよう!

という考えの先生がいたらどんなに音楽を

心から楽しめたでしょう。

♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

私が長年封印していたそんな願いは

SHJの音楽家たちが子どもたちに向けて叶えてくれました。

好奇心旺盛な子どもたちに

感性を大切に音楽を楽しむことを教えてくれる

SHJのアーティストたち。

音楽=音を楽しむこと

これが基本なら、

苦手意識など吹っ飛んでしまいます。

一人ひとり違った

個性光るアーティストたちは

私がかつて出会いたかった

音楽の先生であり

音を楽しむ達人です。

”好き””楽しい”を大切にするアーティスト石橋和子さん

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将来はぜひスマイリングへ!🎨🎺

小児病棟での活動にはいろんな年齢の子どもが参加します。

ある日の活動。

ある高校生がアーティストに

音楽家になる夢を語ってくれたそうです。

それもそのはず

アーティストの歌に

いつも楽しそうに参加しています。

本当に楽しみにしていてくれるのです。

活動が終わる頃、

退院したらまた音楽の勉強を始める、

そして音楽の道へ進むのだと。

そこで

すかさずアーティストが口にした言葉が嬉しくて

ブログに書いている次第です。

「それなら将来はスマイリングのアーティストになって!」

アーティスト自身が活動にやりがいと喜びを

感じていなければ出てこない言葉。

このエピソードを知ったのは

アーティストの子どもたちへの関わりに

いつも感動しているという

アシスタントからのメールでした。

子どもたちの素晴らしさとアーティストの活動を

毎回見ることで

この活動を知ってよかった

参加できて嬉しい

アシスタントをずっと続けるのだと

伝えてくれるアシスタントです。

アーティストの言葉を

いち早く私に伝えたい!

そんなアシスタントの思いも強く伝わってきて

まずそこが嬉しい。

それぞれがそれぞれの立場で

団体のこと、活動のことを

心から大切に思っていることに感動し感謝し

この活動がずっと続くことを

ますます確信しました。

👫 👬 👫 👬 👫 👬 👫 👬

ボランティア活動とは

状況を的確に把握し

相手の気持ちに寄り添い

程よい立ち位置で行動しなければならないと考えます。

さらにSHJのような

スキルを活かした活動においては

自分の独自の技術が活きる充実感

そして社会に貢献する実感を強く感じることにより

ボランティア活動を一過性のものに終わらせず

ライフワークにすることができるのです。

活動する側も受け入れる側も豊かな気持ちになる

win winのかたち。

さらに

相手の気持ちを動かすきっかけ

生き方へのヒントになれば

真から質の高いボランティア活動になり得るのではないでしょうか。

いえ、

ボランティアに限らず

経済活動においても

同じことが言えると考えます。

持続可能な社会への

意識のあり方の一つかなと思うのです。

将来はスマイリングへ!

まずアートを学ぶ

経験を積む

その先には病院での芸術活動という目標がある。

ビッグピクチャーで描く

一つの人生。

少し大げさでしょうか。

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かがくママのワークショップ体験!🧪

絵本・紙芝居作家 保科琢音さん紹介の

かがくママ すずきまどかさんと保科さんと

吉祥寺Mothersでミーティング。

SHJ応募フォームに熱く綴ってくれた応募の動機を読んだ時の感動は

先日投稿のブログに綴っています。(→6/3投稿~かがくママとSense of Wonder

その流れから

食事のオーダーもそっちのけで

出会いの瞬間から盛り上がりました。

サイエンスパーフォーマーとしての活動の話・・

子育ての話・・

子どもの学校の話・・

と、ひとしきり花を咲かせたあとは

SHJアーティスト登録の説明。

すでに抗体検査、健康診断を済ませ結果を持ってきてくれたまどかさん。

メールでの先行打ち合わせもあって、さすが仕事が早い!

各病院あての申込書にさらさらと記入し

誓約書にはささっと押印。

途中でサラダがやってきたけど

これまたさっさと食べて

残りの書類に記入。

あとは美味しいパスタを食べながら話の続きを。

食べ終わるか終わらないかという時に

そろそろワークショップを。

とまどかさん。

ええっ!ここで!

と驚いてみせるが実はワクワクが抑えられなかった。

病棟でのプラン1号をまず私たちに体験させようということで

パスタ皿を下げてもらって

テーブルの上に手作りの実験シートを広げてくれました。

「色の不思議」がテーマ。

この先は子どもたちと一緒に再度楽しんだら

またブログで紹介しようと思います。

そもそも、まどかさんはイラストレーターでもあります。

実験シートには素敵なイラストが施され

まず

わあ!なんだろう。

という興味をひく仕組みづくり。

さすがだな、と感じました。

🌡 🧪 🌡 🧪 🌡 🧪

子どもにかえってワイワイと(お店の視線も気にかけながら・・)

楽しんだあとは

氷の溶けてしまったアイスティーの

グラスについた汗を拭きふき

日頃の仕事についてのアツい話になりました。

保科さんの仕事に対する熱意にも引き込まれました。

最近達成した「声援出版」の話。

ねないこだれだ」で有名な

せなけいこさんと横須賀美術館で

読絵ん会『せなけいこ 寄席』をすることになった話・・

そんな話もゆっくり聞けて幸せなひと時でした。

📗 📘 📙 📗 📘 📙

それぞれが独自の世界を語る様子は本当にすごいな~

と憧れしかありません。

「松本さんも何かされるんですか~?」

と聞かないでくれてありがとう。

何もできません。

皆さんの才能を

待っている子どもたちのために

よろしくお願いします

とお願いするだけ

そして現場に一緒に行くだけ。

応募への感謝の気持ちと

これから共に活動できることへの感動を込めて。

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