コロナ撲滅、本気なら・・・✊

ニュースウィーク3/30付記事に釘付けになりました。

”ドイツ政府「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」大規模支援”

ドイツの救済パッケージでとくに注目を集めているのが、

フリーランサーや芸術家、個人業者への支援。

文化相は

「アーティストは今、生命維持に必要不可欠な存在」

と断言し大幅なサポートを約束しました。

記事によると、

ドイツには約300万人もの個人または自営の小規模起業家がいて、

その半分近くが文化セクターで働いているといいます。

このところ続くイベントのキャンセルは8万件以上にのぼり、

それによる損害は12.5億ユーロと推定されていて、

これに対する財政パッケージには個人・自営業者向けの支援として

最大500億ユーロが含まれていると。

同様の措置が取られている国も。

イングランドではフリーランサーや芸術家、個人業者へ

1億6千万ポンドの支援がなされているし、

ニューヨークのメトロポリタン美術館は

米国の美術館への40億ドルの救済措置を

政府に求めているところだといいます。

ドイツの3部構成のパッケージは助成金やローンの形で提供されますが、

その中で個人のアーティスト、および最大5人の従業員を持つ中小企業は

3か月間、最大9,000ユーロの一括払いを受け取ることができるそうです。

「助成金は一度取得すれば返済する必要はない」

ということも強調されています。

連邦政府の援助パッケージにより、

音楽家も画家も作家も、映画・音楽関係者や書店・ギャラリー・出版社も、

誰もが生き残ることができる仕組み。

*****

一方、日本はどうだろう。

素晴らしいアーティストがたくさんいて

しかしイベントは軒並み中止に追い込まれることで

活躍の場、生活の糧が奪われる

不条理を一昨日綴りました。

ドイツ政府や他国の取り組みを参考に

是非‼️日本でも‼️

と願います。

コロナ対策、

本気の政策に向けてもっと言うなら・・・。

国や都は

夜の街に繰り出す人たちに

想像力を働かせ、

若者はカラオケやライブハウスには行かないで!

中高年はバーやナイトクラブなど接待に使う飲食店に行くのは控えて!

と言います。

同時に

生活のために営業せざるを得ない立場を守ってほしいと切に願います。

外出の自粛という国民への要請とセットで

全ての飲食店、商店、大規模商業施設などを

営業停止にし

従業員への給与を国が全額支払う。

ここまで徹底しないと

目に見えない脅威と

自分の行動と

どう折り合いをつけたらいいのかわからない、

というのが

人間の本音ではないでしょうか。

人間関係のしがらみや

義理人情そして

同調心理に縛られ

意のままに行動できないのが

日本のある意味、文化。

そんななか、想像力をフル回転させて!

と口で言うだけでは

もはや

本気の撲滅は不可能だと思うのです。

*****

コロナ対策、本気なら

感染以前に

人々の生活と命を守るために

大規模な財政出動はもはや必須。

早く決断を!

すでに職を失い明日もわからない人がいることを

きちんと直視して!

イベント自粛とアーティスト🎧

先日楽団の奏者が苦悩を訴える様子が

テレビ画面に映し出されているのを

たまたま見かけました。

コロナウイルスの猛威の中、

イベント自粛が当たり前になった今日この頃

音楽会やライブなども軒並み中止となっていることを受け

真っ先に切り捨てられるのは芸術なのか・・・

と。

ずいぶん前に書いたブログを思い出しました。

題して

アーティストの力” (2018/8/17投稿)

知り合いのアーティストが意外なことを口にし、驚いたエピソードについて綴りました。

「毎日絵ばかり描いていて、いったい人の役に立っているのかな、と悲しくなる。自己満足で終わってる感じ」

と話すアーティストに向けて私は、

「ちょっと待って。誰でも美しいもの、心動かされるものを無意識に求めるもの。

見て聴いて触れて豊かな気持ちになる。疲れていたり、傷ついたり、気持ちが落ち込んでいたりしたら、なおのこと。

心をリセットしたり、ホッとしたりするでしょう?

まして、闘病中の人、不自由と折り合いをつけながら生活する人にとっては芸術以上の喜びはないと思う。

だからこの活動を始めたの。

特に子どもだったら毎日成長していく中で、絵や音楽といった情操活動が、絶対に必要。

是非力をかして!」

と、つい熱く語ってしまいました。

このアーティストは

ドン引き?

とまではいかなくても

半ば呆れたようにしばらくキョトンとしていましたが、

活動に応募してくれました。

半信半疑?で騙されたつもりで始めた彼女。

子どもたちやお母さんたちがこれほど喜んでくれるなんて・・

と今ではやりがいを実感しながら活動を続けてくれています。

そして「人の役に立っているのかな」という言葉

撤回する!、と。

🖍 🎷 ✏️ 🎸 🖍 🎺 ✏️ 🎻 🖍 🎹 ✏️

今はコロナウイルスが猛威を振るう中

病院での活動は軒並み中止です。

しかしその理由は

芸術の価値が低くみられ切り捨てられるのではありません。

芸術は人の命を救うものではないけれど

病気と闘っている人

困難を抱えている人にとって

何よりも励みになり生活を豊かにできる

至高のものです。

スマイリングホスピタルジャパンの活動が

多くの医療現場で求められるのは

そのためです。

演奏会、ライブなどのイベントを中止せざるを得ないのは

たくさんの人が集まるから。

心の癒し、そして幸せを求めて。

しかし悔しいけれど

感染拡大は人の密集が大敵です。

芸術を披露する楽しみ

鑑賞する楽しみが奪われてしまう理由が

たくさんの人が求めるからとは

これほどの皮肉、矛盾はあるでしょうか。

アートは

展示会、個展、

ショーやライブ、演奏会・・

などで楽しむことができます。

生きるうえで欠かせないものだからこそ

多くのひとが集まります。

集まる行為が日常に戻るまで

世界中のアーティストたちが

自分にしかない才能を大切に

この時を生かして磨いていってほしいな、と思います。

スマイリングホスピタルジャパンでは

訪問できないなら送ってしまおう

と考え

イラストレータによる塗り絵のプレゼントを順次行なっていますが、

音楽やパーフォマンスも届けたいと考え

SHJのチャンネルを作成し

youtube配信を準備中です。

アイデアを伝えた次の瞬間から

賛同してくれるアーティストがぞくぞく現れ

やりましょう!と

ウキウキした声が続いています。

食事も各病室で、プレイルームでの集合遊びもできない状況だけど

ベッドに横になっていても

SHJのパーフォマンスが楽しめるよ!

と早く子どもたちに伝えたい。

みんなで一緒に楽しむのは当分お預けだけど・・。

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👧子どもの共感性に救われるとき👦

コロナウイルス感染拡大を受け、

活動病院から4月も引き続き活動中止という連絡が相次いで入ってきています。

2ヶ月連続の休止となります。

こんなに休みが続くと子どもたちはどんな風に過ごしているんだろう、

とそればかりが頭をぐるぐるしています。

治療と極めて限定的な活動で日々を過ごしている様子が想像され

駆り立てられたのは「塗り絵のプレゼント」。

アーティストに協力をもらい、

病棟へオリジナル塗り絵のプレゼントをという申し出をすると、

リクエストが相次ぎ、

順次印刷、郵送を行なっているところです。

子どもたちへのメッセージを添えて。

🌷 🌷 🌷 🌷 🌷

ふと、活動を開始して少し経った頃に起こったハプニング

~病棟立ち入り禁止命令~

を思い出しました。

ある病院で、月4回の活動が2ヶ月全く不可能になったのです。

その日のアーティストが活動中に立ちくらみを起こして倒れてしまい、

少しの間意識がなくなってしまった、

ということがありました。

もちろん、抗体検査、健康診断の結果を提出し、

病棟での活動許可は得ていました。

たまたまだったのです。

貧血気味、という程度の持病があるだけで

その日は当然体調に問題はなく

躊躇するような少しの兆しもありませんでした。

この頃はまだスタッフが少なく

全活動に私がアシストしていました。

現場をしっかりと理解するということは立場上不可欠なので

しばらくは当然のように通っていたのです。

ところがこの日に限って外せない用事ができ

やむなくアーティスト一人での訪問となりました。

こういう時にトラブルは起こるものです。

よりによって・・

ということはよくあること。

私がアシストしていれば

アーティストの事前の異変に気づいたかもしれないし

すぐに活動を中止しアーテイストに休んでもらうこともできたはず。

しかし意識のない本人を現場はどうすることもできず・・。

「子どもたちを怖がらせた」

「ボランティアの健康管理に問題がある」

ということになり

”スマイリングホスピタルジャパンは

当分無期限立ち入り禁止!”

の宣告を受けました。

病棟へは団体からの詫び文を送りました。

しかしここからが大事なこと。

スマイリングのアーティストたちはどうしたの?

来なくなっちゃったの?

〇〇さん、その後大丈夫?

また来て欲しいのに・・。

活動は復活する?

・・・・・

そんな声が子どもたちからあがっている

と同じ病棟を訪問する他の活動ボランティアが教えてくれたのです。

そんな声は当然現場のスタッフの耳に入りました。

その月が終わらないうちに、子どもたちの声を受けて

「再開をお願いします!」

という知らせが入りました。

すぐに手配ができず翌月から活動は再開となりました。

怖がらせた、というのは大人の忖度に過ぎず、

子どもたちはSHJはもう来ないのか、

と活動ができなくなることを心配するばかりか

大好きなアーティストの体調を心配してくれたのです。

さすが、自分の体調と折り合いをつけながら生活する

子どもたちは

エンパシー(共感、感情移入)に溢れる愛の人たちです。

彼らの反応に大人たちはどんな気持ちを抱いたでしょう。

私は子どもの素直な優しさ

人の気持ちになってみる共感性に感動し、

その健気さを愛おしく思うのです。

このエピソードを通して

子どもという存在そのものへの敬意を

改めて深くしたものです。

こんなに美しい心を持った子どもたちが

ますます閉塞状態に置かれていることに

心が痛みます。

関連ブログ→2020/3/19投稿こんな時こそ、新しい発想を!

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生きにくさを抱える子どもこそ、本質を見抜いている!

息子が大学生活を送る新天地。

引っ越しの手伝いがてら京都に行ってきました。

寮生活を経ていよいよ一人暮らしを始める息子よ、

想定外の困難も思いがけない発見も

全部を糧にしていくことと期待しています。

さて、3月1日の高校卒業式翌日、

寮生活の集大成、3年間の報告会がありました。

高校3年間を親元離れて寮生活をした生徒たち。

離島留学制度を利用して住み慣れた場所を飛び出し

沖縄県久米島で生活した10名。

どの子も親に勧められたのではなく

新聞などで紹介されていた制度に興味を持って説明会へ出向き、

受験を決意したという子がほとんどでした。

→2017/7/15投稿〜久米島離島留学制度

報告の冒頭ではどの子も中学時代に生きにくさを抱え壁にぶつかっていたことを堂々と話しました。

・中学生活に違和感を感じながら模索していた子

・集団に馴染めなかった子

・自分の居場所を見つけられずに学校を休みがちだった子

・勉強嫌いでこのまま高校へ行って同じような生活が待っていることに疑問を感じていた子

・家族との折り合いが悪く、家にも自分の身の置き場がなく悩んでいた子

・・・・・

この子たちはそれぞれの悩みと正面ぶつかりながら打開策を求めて

これからどう生きていったらいいのか

自分はどんな人間なのか

自分は何をしたいのか

をしっかりと考えて

単身親元を離れる決心をしたのです。

中には

自分を変えたい

そのためには自分のことを誰一人知らない世界で新生活をスタートさせたい

という子がいました。

この子たちは15歳にして

この時点で既に

自分はこのまま当たり前に地元の高校へ進学するのでいいの?

と自分とぶつかり批判的思考を繰り返し

本当に自分がすべきことを求めて

思考と葛藤という事業を成し遂げています。

今の自分に最適な場所を模索し

その結果最も厳しい道を選んだ。

誰にも甘えられない

一人で切り開いていかなくてはならない道を。

現地にはサポート体制もあり

何もかもが新しい場所で戸惑う子どもたちを

しっかりと支えるシステムがありました。

しかし、

この子たちは

既存のシステムや学校の支援を超え

自分らしい活動をどんどん創造していきました。

・・生徒の自主性を重んじる

それが留学制度の特色・・

などと掲げれてはいても

やはり大人たちは

前例のないことはダメ

規則ありきの枠組み

形式を重んじる重苦しさ

を押し付けてくるのは

多かれ少なかれどんな社会でも同じ。

そこに親がいたりしたら脅威にがんじがらめになってしまっていたでしょう。

それならと

闘って規則を変えようという労力は温存し

自由な発想で切り開いていくことに

持ち前のエネルギーと

中学時代に模索の苦しみを乗り越えた底力をプラスして

3年間を自分らしく生きていくための

最初のみちしるべを打ち立てました。

海外留学制度を利用して複数回海外で多様性に触れた子、

寮の敷地内に農園を作る許可をもらい立派な野菜作りに夢中になった子、

地域のボランティア活動に参加し支援の必要な現場体験を重ねた子、

土地の芸術文化を思う存分味わい体得した子、

島の漁協に就職して漁師になる夢を実現させた子。

大自然の中でゆっくりと自分を見つめ

自分を知り

他者に感謝し

社会を良くするために自分にできることを探す時間がふんだんに与えられ

結果、芯が強く開拓精神旺盛な若者が育ったのです。

余談かもしれませんが、

ここまで彼らを見ていくと

行政とNPOの関係に似ているなあと感じます。

組織や行政の手に及ばないこと

発想に及ばないところに

自由な発想と当事者意識を総動員して

行動するのみ・・

これがNPOの姿とすると

ここの子どもたちの生き様は

頭の堅い大人たちの眼中に及ばないことを

若い力と創造力を結集して

素直にまっすぐに行動に移している・・

そんなところから、NPO設立者として

彼らにとても共感し、ワクワクします。

若い力を埋もれさせないシステムづくり。

この国の未来のために

何より構築していかなくてはならない課題ではないでしょうか。

若者たちへ

大人たちが決めたことに疑問を感じたら

従わなくてはならない、

ではなくて

自分の頭で考え

仲間を巻き込んでいけるようなアイデアに変え

若い力を存分に発揮し

惜しみなく実行していってほしいと思います。

 

〜こんな時こそ、新しい発想を!💡〜

コロナウイルス感染拡大の懸念から

2月末に

各病院、施設より

「3月いっぱいはとりあえず活動を中止」

との連絡を受け、活動すべてお休み中です。

”念の為のひと月” のこころづもりで

3月は我慢

という認識でいたものの

いざ3月も中旬を過ぎると

この2週間がとても長く感じたし

これからさらに2週間と思うと気が遠くなります。

子どたちはどうしているだろう・・と。

4月以降については各病院から再開のめどを知らされることになっているけれど、その知らせを待つ時間すらとても長く感じます。

居ても立ってもいられなくなり

つい活動病院の医師に様子を聞いてみるも

「再開の見通しはまだ立っておらず

外泊も原則禁止となっており、

子どもたちは病棟でじっと過ごす時間が多くなり

退屈そう」

とのこと。

終息と活動再開を祈り待つ間にも

終息どころか

パンデミックの段階に入ったということが知らされ

4月どころか

5月も?

6月も?

それどころかオリンピックも延期という可能性が聞かれるようになり

夏までも・・・?

****

ただでさえ閉塞状態にある入院中の子どもたちに

追い討ちをかけるような我慢を強いることになっている現状。

先の読めない不安。

平時は感染予防に対する病院のガイドラインを通過し

アーティストと子どもたちがのびのびと活動できていたというのに

「入院中の子どもたちの日常を豊かにしたい」という私たちの思いは

今回ばかりは目に見えない怪物の前にひれ伏すしかないのか、と

やり場のない怒りと非力さを感じるしかありません。

そんな中、ネットを利用したパーフォマンスの配信

という画期的なアイデアを実現させている団体もあるようです。

しかし私たちの活動は

受け身になりがちな入院生活において

参加型活動によるふれあいを通し

子どもたちの主体性や創造力を引き出して

自ら湧き上がる高揚感と達成感を味わってもらい

うんと楽しんでほしい

というのが趣旨。

そうだ、アーティストが訪問できないのであれば

アーティストによるアクティビティをプレゼントして

病室で楽しんでもらったらどうか、

とひらめきました。

考えるのと同時に身体が動きました。

ウォールアートでも全面的に協力してくれた

イラストレーターの真鍋麻里さんに打診すると

それいいね!ということになり

二つ返事で快諾してくれました。

すぐに取り掛かってくれ

今塗り絵セットを待っているところです。

真鍋さんの塗り絵は市販のものとは全く違うワクワクするもの。

仕掛けがあったり絵にストーリーがあったり。

見ているだけでもおもわず笑ってしまうような

愉快なモチーフがあったり。

ああ、子どもたち、どんなに喜んでくれるかな、

と届けるのが待ち遠しいくらいです。

他にアーティストが訪問できなくても

主体的にできる活動を届けられたら・・・。

全国のアーティストたちにアイデアを募っているところです。

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