森の中で木を見上げるのが大好きです。

木漏れ日に眩しさを感じたり、葉と葉か重なりあってできた数々のグラデーションを楽しんだり。



葉の形の多様さには驚くばかりです。
まん丸の葉、
流線型の葉、
三角の葉、ハート形の葉、
スペード型の葉。
縁がギザギザの葉。
厚みも千差万別です。
表面のツルツルしたものやザラザラしたもの。
シイやカシなどの常緑広葉樹は楕円の葉。
ブナやミズナラのような落葉広葉樹の葉はまるで型で抜いたように見事に規則正しく波打っています。
マツなどの常緑針葉樹のはその名の通り針のよう。
落葉した葉はその厚みによっては季節が秋から春に移っても下草を覆うように地面いっぱいにしっかりとその形をとどめているものもあり、若い青々とした葉を見上げて
「しっかり頼むぞ~」
などとおじいちゃんが若者にエールを送っているみたいです。

上ばかり見ていたら、おっと危ない。
危うく、遊歩道に落ちたオトシブミを踏んでしまうところでした。

あたりを見回すと小さな世界が広がります。
やっと芽を出しまっすぐに伸びる松の樹。
重たい土をやっと押しのけているキノコ。
どんぐりから隠れるように土に根を下ろした芽。
ふと木の幹を見ると寄生植物がたくましく張り付いています。

こんな幹の柄も見つけました。


その柄通り
ウリハダカエデ
ですって。
梅雨の晴れ間の森はキラキラ宝石をちりばめたようにみずみずしく輝いています。
