かがくママとSense of Wonder 🧪

最近連絡をくれたある”かがくママ”の話。

子どもが検査入院した病院でのこと。

小児病棟で治療を頑張る子どもたちがたくさんいることを知り、

科学マジックを披露して元気になってもらいたいと

心から思ったそうです。

そこで

子どもたちのためにサイエンスショーをさせて欲しい

病院に掛け合った。

だけど取り合ってくれなかった・・。

障がいのある子どもの親として、

そして

自分にできることがある!という思いがあったとして、

しかし個人の力の限界を感じ

そのまま時間が過ぎ・・・。

そこへ最近登録した絵本作家からの紹介でSHJを知り、

これだ!

と思ったと。

しかも自分の子どもが検査入院し

闘病する子どもの生の姿を見て衝撃を受けたあの病院でも

この団体が活動していることを知り、

とても縁を感じたと伝えてくれました。

あの時の無念を晴らすチャンスがSHJだったと

ウキウキした活動応募フォームが届いたのです。

科学マジックといえば

兵庫地区で活動を始めた

サイエンスレンジャー

北野貴久さん。(→2018/11/13投稿〜科学マジック!〜

工作教室や教員研修の講師として多忙な中

全国で理科実験ショーをこなす北野さんは、

合間の時間に病院でボランティアをしてくださっています。

思えば、院内学級にいた時に

芸術専科の授業の次に

子どもたちが食いついていたのが

理科の実験でした。

だから北野さんが

科学マジックを病院の子どもたちに!

と提案してくれた時は

飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。

そしてついに関東でも実現できるようになるとは

科学ママにとっても

私にとっても

もちろん

科学好き

マジック好きの子どもたちにとっても

まさに夢の実現です。

科学ママは

サイエンスに触れることで乗り越えられることもある、

と、子どもの障がいが判明した時に感じたと言います。

それを少しでも入院している子どもたちにも

体験して欲しいと。

科学で乗り越えられる・・・

物事の裏を知ることができ

知ることで目の前の困難をむやみに恐れる心が軽くなる、と。

ふうむ、ここのところ、さらに詳しく伺うのが楽しみです。

考えてみたら

世の中、

大きく捉えれば

科学と切り離せないような気がします。

科学で証明、科学的根拠とか

硬いイメージの反面、

不思議だな

とか、

なぜ?

と、極めて感性に訴えるのが科学でもあります。

私たちの生きている世界が

”センスオブワンダー”

に満ち溢れていると考えれば

生きているのがもっと楽しくなります。

子どもの頃はなぜ?

不思議だな?

と思うままにあれこれイタズラしたり

ダンゴムシをつついてみたりしたものです。

病棟にかがくママが行くことで

医療スタッフも

科学者になった原点を思い出して

子どもに戻るかも。

本当の子どもたちも

おとな子どもたちも

みんな一緒に

センスオブワンダーを

楽しもう!!

こちらもどうぞ↓ 

2018/10/11投稿〜不思議と思う心〜

〜不思議と思う心〜

「好奇心を持ち、簡単に信じないこと」

これまでブログで度々綴ってきた大切なこと。

好奇心を持ち=“Sense of Wonder

・・・なぜだろうと不思議に思うこと

簡単に信じないこと=“Critical Thinking

・・・批判的思考

まさにこのことをノーベル賞を受賞した本庶佑氏が大切なこととして述べています。

氏が述べた珠玉の言葉はまだまだあります。

「教科書といえども信じず、自分の目で確認し、自分の頭で考えなければいけない」

・・・批判的思考の原点。しかし自分に置き換えてみると、そもそも教科書を理解していたのか!というところが甚だ疑問だが。

「不思議と思う心が大切」

・・・Sense of Wonder これがなくては生きている喜びは半分だと思う。

「生命科学について私たちはほとんど分かっていない」

・・・わからない。から始まることの謙虚さや潔さがあれば、突き詰めていくことに行き詰まりを感じたことがあったとしても、ただひたすらに・・という姿勢に揺るぎはない。それがこの結果になったのでしょう。

「何が重要か分からないのに大きな山だけを攻めるのはナンセンス」

・・・「物事の本質」であるそもそもから始めなくては、と常に感じています。派手さや目立つことについ目が行き、自分を見失ったり、本来の目的からぶれてしまっては必ず後悔を招くと思います。

私が普段大切に思っていることを見事にダイナミックに裏書きしてくれました。

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人の命をテーマに、生命を脅かす最大の敵をやっつけることを目的に、研究に専念してきた本庶氏。

最初は製薬会社は一切研究費を出してくれなかったといいます。

長年の仲間から免疫細胞の共同研究を断られたこともあったといいます。

しかし、

「注目されていないところで、新しい価値を見出すことが大切」という地道さは、勇気を与えてくれます。

本庶氏のモットーとは6つのC。

   好奇心=CURIOSITY

   勇気=COURAGE

   挑戦=CHALLENGE

   確信=CONFIDENCE

   集中=CONCENTRATION

   継続=CONTINUATION

研究に専念できたのは家族の支えがあってこそ。

「こういう人生を二度やりたい」と。

奥様も学生時代は本庶氏と同じ生命科学の研究をしていたそうです。

内助の功とはいえ、ふたりのノーベル賞と言っていいと思います。

これからは若い人たちにたくさんのチャンスを与えて欲しい。

本当に重要な山を調べられるように、研究費を惜しまないで欲しいと訴えます。

自らの成功は後進への架け橋。

未来のために妥協しない研究姿勢に、人類への愛を感じます。