〜スマイリング効果 その5〜

芸術をライフワークにする人はなんて感性豊かでしょう。

想像力を駆使して、創造力という磨き上げた技を総動員し、他者に幸せをもたらします。

活動を始めてしばらくしたころ、あるアーティストが意外なことを 口にし、驚いたことがあります。

「毎日絵ばかり描いていて、いったい人の役に立っているのかな、と悲しくなる。自己満足で終わってる感じ」

「ちょっと待って。

誰でも美しいもの、心動かされるものを知らず知らずに求めるもの。

見て聴いて触れて、そして豊かな気持ちになる。

疲れていたり、傷ついたり、気持ちが落ち込んでいたりしたら、なおのこと。

心をリセットしたり、ホッとしたりするでしょう?

まして、闘病中の人、不自由と折り合いをつけながら生活する人にとっては芸術以上の喜びはないと思う。

だからこの活動を始めたの。

特に子どもだったら毎日成長していく中で、情操的なワクワクするような活動が、絶対に必要。

是非力をかして!」

と、口をついて熱く語ってしまいました。

小さい頃から作ることが大好きで、イメージしたものをかたちにするのが得意だった。けれど怠けものだったから専門的な勉強はしなかった。

だけど、趣味として「ものづくり」が日常にあることで、生活が豊かだと実感します。それはそれで良かった気がします。

今はすごいアーティストたちに共感と支えを得て、私自身が豊かな気持ち。「人のふんどしで相撲をとってる」感は否めないけど。だからスマイリングの趣旨に賛同して活動してくれるアーティストには感謝しかありません。

かくして、このアーティストに、私の気持ちわかって~とラブコールを送ったのでした。

もちろん、このアーティスト、喜んで登録してくれました。

今では、

「スマイリングを知って、活動できて本当に嬉しい。松本さんに感謝してます」

なんて言ってくれる。思いを受けとめて行動してくれたことにこちらこそ!感謝です。

本物のwin win。

もちろん、そのことによって子どもたちが、家族が、医療スタッフが喜んでくれることを考えれば、いくつもの

win win

が成立。

なんて幸せ!

スマイリング効果ここにもあり!

Smiling Hospital Japan Official Website

〜スマイリング効果 その3〜

病院ごとに担当の活動アシスタントボランティアがいますが、当然のことながら、都合が悪い時もありあす。

そんな時はホイホイと出かけていくのも代表の仕事の一つと思っています。

月曜日はそんな日でした。

アーティストのパーフォマンスやワークショップを子どもたちに混ざって楽しんでしまうのは、普段ボランティアに任せきりにしている証拠。

おっといけない、プレイルームでの参加人数を数えるのを忘れた!と慌てて保育士さんに聞くこともあったり。

でも慣れているアシスタントは、もちろん、一緒に楽しみながらも自分の立ち位置を外すことなく、アシスタントの仕事をしてくれています。活動が終わればアーティストから送られてくる報告書に必要事項を追記して事務局に送るのもアシスタントの仕事。なくてはならない存在です。アシスタントへの感謝を新たに。

さて、今回の担当はジャグリング、パントマイム、バルーンアートの徳島はっちーさん。

はっちーさんの報告書がたった今届き、感動再び!

毎回丁寧な報告をしてくれるのが運営していく上での励みになります。

コメントより抜粋

「子どもたちの反応は様々で、泣く子、笑う子、ぽかんと凝視したままの子、ほとんど表情の変化はないけどコミュニケーションを続けているうちにほんの僅かながら口角が上がる子(こういう僅かな変化に出会えると凄く嬉しい)など、当たり前ですけど全く同じ反応の子はいません。そして、どういう反応であれ心が動くことがまずは大事ではないかなと…。泣かれた言い訳ではありませんが(笑)泣くことも笑うことも驚くことも等しく大事だと思うのです。笑うことだけが正解なのではなく」

それでもはっちーさんは正直者。

「そうは言っても笑ってくれると嬉しくて、調子に乗ってプラスのサービスが入ったりするわけですが(笑)」

そしてここからが自慢のスマイリング効果。

「これは毎回のことですがSHJ活動の帰りは自分でも妙なくらい清らかな気持ちになっていて、しばらくは心穏やかな優しい時間が続きます。入院中の子どもたちと接し、喜んでもらえるという体験は普段の生活では味わえない感動で、その感動を通じて逆に自分のほうが洗われるような感覚があります」

それでもやっぱりはっちーさんは正直者。

「残念ながらその日のうちに元の自分に戻ってしまうのですが(笑)」

だからアーティストは繰り返し活動を希望されるんですね。

単発のイベントでなく、子どもたちの日常に関わるSHJはどの病院、施設も繰り返し訪問します。「定期訪問」という活動形態は、子どもたちのためだけではなく、アーティストのためでもあった!。

win winて素晴らしいな。

SHJが続けていける秘密がここにもあります。

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