2026年度から実施!
少子化対策として打ち出された
「こども誰でも通園制度」。
就労の有無は問わず
2026年度から全国で始まると知り
びっくり仰天!
今年試行的に始めたある保育園では
利用者には好評で
家族にとって
初めての子育てへの不安解消には
効果があるようだ。
この園の当該制度定員2名のところに
28人が応募したという。
他の園での試行には
定員35人に対し
48人の応募があったという。
現場に寄り添っていますか?
利用上限時間は?
応募が多い場合
どのような家庭を優先するの?
保育士不足、
それに伴う職員の負担増についてはどうする?
現在すでに保育士不足は
大きな社会問題になっている。
人手不足が原因となった
送迎バス置き去りは
悲惨な事故として
子ども家庭庁や現場含めた関係者のみならず
誰もが喫緊の課題だと感じているはずだ。
保育士増員が先では?
この制度を議論する
子ども家庭庁審議会の場では
「保育所の配置基準や
保育者の処遇改善と両輪で
制度としてどこまで可能かを検証し
地域のニーズに合わせて拡大する」
と述べているが
両輪ではなく、
実施を決める前に
やらなければならないことではないのか。
そして保育所の配置基準の前に
保育士の配置基準改善が先!
この制度、少子化対策関連法の主要施策だそう。
少子化対策には
保育士配置基準の改善はもとより
医療面、
教育面など
もっとこどもや家庭に寄り添うべきことは
あるのではないか。
根本的なこと
子どもの成長を温かく見守り
社会で育てていく、
といった空気作りが何より必要だと思っている。
そのためには
大変な時は預かりますよ
ではなくて
上記の課題に加え
もっと根本的なことに思いを巡らせてほしい。
子育ては楽しい
制度を利用するときなどに
気軽に頼りにでき
相談できる機能がある
など、もっと幅広い制度作りが必要なのでは
ないか。
小手先の試行錯誤で
子育て家庭を混乱させ
ますます子育ては大変!
と思わせてしまわないことを願う。
拙速では困ります
希望する全ての家庭が
保育園を利用できるよう提言してきた
認定NPO法人フローレンスの目的は
✔︎同世代のこどもと関わる機会を得てこどもの発達を促す
✔︎親の育児負担の軽減や孤独感の解消につなげる
だそう。大事なことだ。
当法人はこども誰でも通園制度を
より良い制度にするために
今後も提言を続けていく
とのこと。
どの子も
どの家庭も
混乱しないような
そして
どの現場も
どの職員も決して疲弊することなく
保育に喜びを感じられる
そんな制度づくりに向けて
引き続き取り組んでほしいと心から思う。
拙速では困るのです。
こども家庭庁のキャッチフレーズは
「こども真ん中」。
こどもを真ん中にするためには
子どもを見守るマンパワーの
増員、処遇改善が先ですよ。
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