〜笑いの種類〜

Happiness Helps Healing!

英語のことわざで

“Laughter is the best medicine”

というのがあります。

私たちSmiling Hospital Japan

も、これを理念として掲げています。

「笑いは1番の薬」

しかし、一言で「笑い」と言っても

いろんな意味の笑いがあります。

おかしいから笑うのですが、

この「おかしい」を分類してみると、

🌀興味や好意を持って対象を引き寄せるという意味

例えば、

清少納言の枕草子「いとをかし」

=趣がある 面白い

🌀普通とは異なるものについて疑わしく怪しいという意味

=常軌を逸している 馬鹿げた

と、その語源の説は2つあるそうです(東京新聞コラムより)。

もちろん私たちが目指すのは前者です。

参加型アートを通して、

できたから嬉しい!

みんなと歌えたから楽しい!

作った作品に満足!

楽器が弾けて嬉しい!

初めてのことに挑戦できた!

そんな時は嬉しくて笑います。

それから、

大道芸のようなパーフォマンスに参加する時は、

あり得ないことにワクワクした!

マジックができるようになった!

ボール回しに挑戦。ドキドキしたけど成功した!

こんな時は頬も心なしかピンク色になって興奮しながら

あ~楽しかった!!

と大満足の「笑い」です。

しかし、

大道芸人というのはときに

常軌を逸した!ことをするものです。

曲芸と呼べる離れ業です。

アクロバティックなことを病棟で!

天井まで届くはしごに乗ってジャグリングを!?

周りをハラハラドキドキさせるけど

最後はバッチリ決めて

見ている方は思わず「笑い」とともに拍手喝采です。

あ~楽しかった!!!

何と言っても「笑い」に一番近いのはクラウンの芸。

パントマイムは圧巻の技。すご~い!

おどけた仕草は爆笑を誘います。

みんな、手を叩いて笑っちゃいます。

こちらはどちらかといえば「いとをかし」ではなく、

正直いえば、後者の「馬鹿げた」に近いような。

クラウンはふざけたり

いたずらしたり

突っ込まれるようなことばかりして。

そうして目の前の子どもから

にっこり笑顔が見られたら

クラウンの方も満足満足。

参加できなかった子にはバルーンを多めに作ってそっと

置いて帰るピエロさんの

あったかさは、感動の笑顔の置き土産です。

参加してくれてありがとう~。

見てくれてありがとう~。

聴いてくれてありがとう~。

笑い・・・

子どもにも、お医者さんにも看護師さんにも

お母さんにもお父さんにも、保育士さんにも、

そしてスマイリングホスピタルジャパンのみんなにとっても

1番の心の栄養剤です。

“Laughter is the best medicine”

こちらも笑いについて↓

→4/2投稿〜たっきゅうさんと笑いと治癒力

→2017/9/20投稿 Does Happiness Help Healing?〜楽しい心は治癒を助けるか〜

Smiling Hospital Japan Official Website

たっきゅうさんと「笑いと治癒力」

研修会での講義2つ目は、大道芸人&笑いの研究家でSHJアーティストのたっきゅうさん。

英語のことわざに、

“Laughter is the best medicine”「笑いは何よりの薬である」

とあるように、

そしてSHJの理念に、

“Happiness Helps Healing”「愉快な気持ちは治癒を助ける」

とあるように、

幸福感がもたらす笑いが闘病への活力剤になることを信じてSHJは日々、質の高いアートプログラムを病いや障がいと向き合う子どもたちと家族に届けています。

この理念をスタッフ全員にさらに確信してもらうために、笑いの効果について専門家のたっきゅうさんにん講義をお願いした、というわけです。

京大学生時代、統計学的手法を応用して、幸福感や信頼感など、人の心理がどのように形成されるか研究し、その成果を学会でも発表。また、「日本笑い学会」で「笑いの講師団」としても活躍し、自らもパーフォーマーであるだけあって、説得力と躍動感ある講義とパーフォマンスは会場を抱腹絶倒の渦に巻き込みました。

この講義の中で、私の愛読書である「笑いと治癒力」が引用されていて、思わず我が意を得たり!とニンマリ。

これはUCLA医学部大脳研究所所長・ジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏が1981年に「死の淵からの生還」という題で著し、それを改題したものが2001年に発行されたものです。

彼は不治に近い難病を笑いによって克服した自らの体験に基づき、笑いとユーモアが生への意欲を生み出し奇跡を起こすことを紹介しています。

大好きなくだりを引用します。

~生への意欲は単に理論的抽象ではなくて、治療的な特徴を持つ生理学的実在だ~

~医師の最大の任務とは、患者の生への意欲を最大限まで励まし力づけ、病気に対する心身両面の自然の抵抗力を総動員させることだ~

「人間そのものに治ろうとする力が備わっている」という主治医の患者への信頼と、それに応えようとする患者の意欲が、病克服へのキーだということでしょう。

さらに、

~楽しい心は医師と同じ働きをする~

~陽気な楽しさは神経の緊張に対抗するための非常に有用な方法である~

~創造力、生への意欲、希望、愛情などが生化学的な意味を持っており、病気の治癒と心身の健康とに大いに寄与するものだ~

~積極的情緒は活力増進剤だ~

もう、ここまでくると、あたかもノーマン・カズンズ氏がここにいて、SHJの活動を高く評価し、医療現場で推薦してくれているかのようです。

前回モンテッソーリの理念を、

「子どもは自ら成長する力を持っている」

という言葉で紹介しました。

今回のノーマン・カズンズの

「人には自ら治ろうとする力が備わっている」

という哲学。

つい重ねあわせます。

人間て何て素晴らしいんだろう。

たっきゅうさんtwitter

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