〜外に出よう!〜

月に一度、週末に孫3人を預かっています。

助産師をしている娘のシフトが日曜日に入ることが多いためです。

父親も医療現場にいるためオンコールへの出動態勢をとらなければならないこともあり

家族5人揃っての週末というのはなかなかないようです。

それでもアウトドア家族は

時間が揃うとキャンプへと出掛けるようです。

そのせいか、

3人とも外が大好き。

特に末っ子3歳(男の子)は

 そといこ

 そといこ

とすぐに始まります。

特にじいじとのお散歩が大好き。

ただ風に吹かれて歩いているだけで満足な様子。

意気揚々とご機嫌です。

犬みたいだな、と思います。

真ん中のお転婆5歳は公園の遊具が好き。

私の幼い頃とそっくりで鉄棒が大好き。

逆上がりが目下の自慢です。

長男はもうすぐ2年生。

実験と漢字が大好きな学者タイプ。

それでもお散歩に出かけると

空気の匂い、道端の雑草など自然の中に季節を感じる感性の持ち主です。

都会にいても四季折々の変化を見つける幼い子どもの感受性には

目を見張ります。

お兄ちゃんがふと提案します。

「たくさん春を見つけて写真撮ろうよ」

小さな「春」を

写真に収めようと撮影会が始まりました。

そうなるとただ歩くだけの遊歩道も

端に寄りなさい!と怒られながらスキップして素通りしていた植え込みも

宝物がたくさん隠れてるワンダーワールドに変わります。

「わあ、見て!見て!この綺麗な青い実」

「つむちゃん、下に実がいっぱいついてるから(写りやすいように)押さえてて」

とパチリ!

「上の実がなくなってるのは鳥が食べたからかな・・」

「葉っぱがいっぱいに広がってるね」

「太陽いっぱい浴びてるのかな」

「同じ花でも場所によって蕾が開いてないところと花が咲いているところがあるのは日当たりが違うからじゃない?」

「あ、これはカマキリの卵だよ」

「気持ち悪~い」

「四つ葉はあるかな、写真とって後で探そう」

「重なって四つ葉に見えるのもあるよ」

「この葉っぱ綺麗」

「裏はこんなかんじ」

「どんぐりも持って帰ろう」

「どんぐりの帽子に小さな実を入れてみたよ。お皿みたい」

うわ〜、こんな隙間からも。すごいね〜。

激写カメラマンよろしく、歩道に寝転んでアングルを工夫してみたり

すっかりなりきっていました。

これからぐ~んと暖かくなって

桜もどんどん蕾を膨らませるでしょう。

子どもたちの夢も

春の営みのように大きく膨らみますように。

去年、入学式の日に

教室に入ろうとしなかった新一年生だった孫。

途中でふらっと学校から帰って来るかもしれないという想定で

しばらく娘の家に朝から待機していた一年前の春を思い出します。

やれやれ慣れたようだな、とお役御免になりましたが、

一度、登校途中に引き返そうとしたけど

帰っても家には誰もいないことにふと気づき

「やっぱり学校に行ったんだ」

と打ち明けてくれたことがありました。

通学路に公園がある。

なんという絶好の道草スポット。

この環境で遅刻しないほうが不思議なくらい。

一度帰ろうとした日以外は遅刻はしてないとのことだが・・・。

自然との対話は自分との対話。

・・僕は僕らしく生きていく・・

ちょっと人と違っててもいい

いえ、違ってて当然

違っていることに近視眼的になるのではなく

何に興味を持っているのかに

大人は寄り添い好きなことを応援できるような

あったかい環境があれば、

のびのびとした成長につながるだろうな、

と自然の中の子どもを見ていて

思いました。