病棟で大道芸
病棟で着物
病棟で科学実験
病棟でラップ
病棟で悪ふざけ
病棟で天井まで届くはしごでジャグリング
病棟でコール&レスポンス
・・・・・
・・・・・
挙げればきりがない
これがSHJの活動がウケるわけ。

もちろん、
安静が必要な子どものところでは
テンションを下げなくてはならないことは
百も承知のアーテイストです。
だから
「アーティストたち、
羽目を外したらどうしよう・・」
などという心配は無用です。
制作系の活動だったら
作品の中でアーティストたちは
子どもたちに負けないくらい発想豊かに
羽目を外しています。
高度医療現場とは、普通に暮らしていたら
関わる機会のない、
敷板の高い遠い場所というイメージでしょうか。
小児病棟といったらその中でも最も遠い場所かもしれません。
緊張の連続にある医者や看護師たちは
1ミリのミスも許されないピンと張りつめたような知性の塊。
いっぽう、
リズムやウィットという
いっさいのマニュアルやトリセツのない
クリエイティビティ溢れるアーティストたちは
周りの感性をくすぐるユーモアの塊。
失礼とは承知の上で、その落差が時に滑稽でさえあります。
時にアシスタントとして
アシスタント研修のために同行すると
それぞれがそれぞれの立場で懸命に子どもと向き合います。
全く真っ当な立場と
常識で言えば場違いな立場。
スマイリングホスピタルジャパンの活動は
「突飛な発想から出発したありえない活動」
「思い切りの良い大胆な着眼」
とよく言われます。
”面会時の注意”として病院が掲げる注意点に、
「入院している人は病気を治すことが一番の仕事です。
患者が疲れないように、
面会時の会話は必要なことに限り、
長時間居座ることがないように気をつけましょう」
というのをよく見かけます。
とても一般的で患者さんに寄り添った極めて当たり前のことです。
でも、これを小児が入院中の立場で読んだら
がっかりするだろうな・・。
という反抗心がこの活動の原点でもあります。
医療現場の常識を覆した!
とは大げさですが
場違い、外しの効用は
全国の小児病棟で認められてきた!
そんな風に感じています。
スタッフの間でもクスッと笑える共感を生み
医療者間の
そして医療者&患者間の
コミュニケーションを深める
きっかけになったらもっと嬉しい。
Smiling Hospital Japan Official Website