つれづれにっき〜スマイリングな日々〜

ボランティアマインド🎈

いよいよ今年はオリンピック・パラリンピック。

しかし昨年暮れから引きずっている

釈然としないことは

まさに

オリパラ教育。

その目的は、

・ボランティアマインド

・障害者理解

・スポーツ志向

・日本人としての誇り

・豊かな国際感覚

の5つの資質を育むとともに

共生・共助社会の実現を目指し、

「平和でより良い世界の構築に貢献する」

(東京都教育委員会サイトより)

というものですが、そのうちの一つ

「ボランティアマインド」の資質を育む

というところが

他のところに負けず劣らずストン!と来ないのです。

ボランティアというのは強制されるものではないのに

都内公立中学校と高校に

ボランティアが定数割り当てられ

実質半強制的なボランティア参加が求められている

この事実が平然とあることに

大きな疑問を未だ払拭することができずにいます。

2001年7月の学校教育法改正で

「ボランティアなど社会奉仕体験活動の充実に努める」

と規定されました。

ボランティアが奉仕活動の例ということで示されました。

奉仕活動=ボランティア

ではない、このことがごっちゃになっているから

主体的な奉仕活動でなくてもボランティアという名の下に

募る?ことになります。

子供たちが学校の活動の一環で

歩道や海岸などでゴミ拾いをする場合、

これは「奉仕活動」であり、ボランティア活動ではありません。

また、学校の宿題で老人ホームに行き、

高齢者の世話を行うのは奉仕ですが、

これもボランティア活動ではありません。

ボランティア活動が宿題というのはあり得ない矛盾なのです。

主体的ではなく学校の指示により行うゴミ拾いも然り。

要するに

自発的な社会貢献がボランティア。

自発的かどうかを問わずあくまでも他の人や社会のために尽くすことは

奉仕活動なのです。

ですから、

生徒にオリパラ教育として

ボランティア参加を求める

のではなく

ボランティア参加を募る

という方が正解です。

強制的にさせるのなら

ボランティア参加

ではなく

奉仕活動

というべきです。

だとすれば

オリパラ教育とボランティアマインドは結びつかないのです。

ではどうしたらボランティアマインドを

培うことができるのでしょうか。

自分から動く

自分から何かを変えたいと思う

そんな気持ちが

ボランティアや

生涯のライフワークを見つける指針になるはずです。

困っている人がいたら助けたい

環境に負荷のかからない商品を開発したい

好きなことや得意なことを生かして人を幸せにしたい

など

社会ってどういうものでどんな課題があるのか

どんな世界があるのかを知る

その上で自分の活かせる現場を見つけ

湧き出る気持ち(使命感)を生かすことで

自分も充実し

社会も変えていける

そんな希望に溢れた教育をすることが

まさしく

ボランティアマインドの育成に繋がるのではないでしょうか。

さて今年も変わらず

ボランティア精神あふれるパワーと

愛情いっぱいの

200名近いアーティストたちと一緒に

小児病棟を

もっともっと変えていきます!

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