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「入院生活」を逆手に取る

入院生活とは

「入院生活」とは

”自分”をひとまず棚上げし

医療者に従い治療に専念する時間を

ある程度の期間過ごすこと、

と表現できるかもしれない。

入院のその日、

 自分のもの

 自分の仕事

 自分の趣味

 自分らしさ

と引き換えに

病院での生活に必要なものを携えて

指定された番号の病室に向かう。

決められたスケジュールに則り

病棟中の電気が一斉に点く起床の合図で始まり

検温・・

看護師による体調チェック・・

カロリー計算された朝食・・

というふうに1日が始まり

苦痛や孤独や不安をやり過ごして

夜9時になれば消灯。

そのような毎日が延々と続く。

23年前の自身の入院生活では

まるで心の動きというものをどこかにしまい込んで

静かに、そして大人しく

深刻になんかならないよう

思考を止めておくのを策としていた気がする。

入院しているからできる!

そこで「入院生活」をもっとポジティブにできないかな、

ということで活動しているのが

2012年に立ち上げた

入院中の子どもたちにアートプログラムを提供する

スマイリングホスピタルジャパン

”入院してたからできた”

と言われればこれは占めたもの。

普段の生活において

プロのピアニストやバイオリニストと

いきなりセッションができるなんてそうそうないことだ。

マジシャンにマジックを個人指導してもらえることも

テレビで活躍している声優さんとおしゃべりすることも!

ものづくりをしながら

「あ、私これ得意かも!」

「これ、楽しい!」

と新しい自分を発見することもある。

そう、

療養生活に欠けたものを補うという発想から

療養生活を逆手に取るという着想への転換。

アートは心を動かす

東京藝術大学長の日比野克彦さんが

いつだったか、

「全ての課題は繋がっていて、

解決には人間の行動変容が必要。

そこに心を動かすのが得意なアートの役割がある」

というようなことを講演会で語られたと新聞で読んだことがある。

この考え方はそのまま

入院生活をいかに過ごすか、

という課題にアートが貢献できるという

私たちの活動の理念を表しているようで

とても嬉しく、大きく共感するところだ。

🎨 🎶 🎨 🎶 🎨

アートには他者との橋渡しの役目もあって

個々の”らしさ”が尊重される場において

感動や共感が素直な気持ちで共有される様子は

活動を通して度々目にした光景。

個別的な豊かさと

個々をつなぐ社会的な豊かさを生むアート

病院という閉鎖空間の中で

大いに取り入れるべき要素である。

アートで人は元気になれる

アートが好き、アートで人は元気になれると共感してくださる方、

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