🎨スマイリングが目指すホスピタルアート🎨
前回ホスピタルアートについて
一般的な定義と
スマイリングホスピタルジャパン独自の理念について綴りました。
アート活動に際して
主体的に参加したり
他者と協働したり
そしてそれが自らの楽しみや励みになり
互いに協力し合いながら楽しみ
共感し合う時間をたくさん作ることで
入院生活を豊かに送ることができる、
という願いを語りました。
📣小児病棟の白い壁を子どもたちと一緒に変えよう
このたび、
小児病棟の白い壁を子どもたちと一緒に
ポップに明るく楽しいものにするというプロジェクトに向けて
クラウドファンディングを実施することになりました。
ホスピタルアートの一般的な理念である
「病院の環境をアートで心豊かに過ごせるように」
との願いに
私たちのこだわり「参加型」を加えて
子どもたちとアーティストが共同で
ウォールアートを行います。
アーティストによる基本のデザインに
子どもたちやご家族が
独自のアートを加えてウォールステッカーにし
みんなで場所を決めながら貼っていきます。
🖼️これまでのウォールアート
これまで、以下の場所
・2015年 神奈川県立こども医療センター理学療法室前廊下
・2018年 日大板橋病院小児病棟
・2019年 日本赤十字社医療センター小児病棟
・2022年 福岡久山療育園エントランス+廊下
で行ってきました。
👦入院生活という日常を子ども自身の手で👧
入院が長くなれば病棟は生活の場、そして
子どもにとっては成長の場となります。
自分達が過ごす場所を自分達で
明るい気持ちで楽しく過ごす場所に変えていくということを通して、
子どもたちはただ治療を受ける患者としての立場から
そこで過ごす生活者のメンバーとなります。
仲間として協力し合いともにそこに居る、ということが
どれほど彼らにとって励みになることでしょう。
自信や生きる喜び、そして楽しい!
と思う気持ちを取り戻してほしいのです。
☺️現場の感想
いずれの場所からも
✔︎子どもたちが一緒に生活空間を楽しいものに変えることその過程が楽しい
✔︎病棟が明るくなった
✔︎患者と医療者の間にコミュニケーションが増えた
などと好評をいただいています。
医療者やその他様々な立場の人が関わることで
作業中のみならずその後の場の雰囲気がフラットになり
人々の関係性が豊かになる、という効果もあるようです。
自分の居場所を自分達の感性でよりよく生きる場に変えることを通して
闘病という受け身になりがちな生活の中で
主体的な活動が自信や生きるよろこびを生む、
という理念は
定期訪問をして参加型のアートプログラムを実施する
普段の活動と全く変わりません。
この辺りは
拙著「夢中になれる小児病棟〜子どもとアーティストが出会ったら〜」(2021英治出版)
に綴っていますので
お読みいただけたら嬉しいです。
🙇♀️クラファンは10/15から11/30まで👍
開始の日にこちらで
またHP、各種SNSにてご案内します。
クラウドファンディングを通して
入院中の子どもの現状、そして
子どもたちが入院生活という環境を
自らよりよく変えていけるということを
たくさんの人に知っていただき
後押ししていただきたく思っています。
支援いただく額に合わせて他院へ順次広げていきます。
今後もクラウドファンディングを通して
小児病棟の環境をアートで心豊かに過ごせるように
この取り組みを継続していきたいです。
今までの成果と評価が
子どものQOLの質向上につながるという確信になっていて
どこの小児病棟でも実施できたら!と
スタッフ一同、アーティストと共に
意気込んでいます。
ブログをお読み下さっている方へお願いです。
ぜひお力をお貸しください。
一緒に小児病棟に
「笑顔と笑い声があふれる日常」を広げていきましょう。
全ては子どもたちの笑顔のために!
ウォールアートに向けインタビュー↓
その他、ご参考に❣️
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