アートでおしゃべり！
昨年より
スマイリングホスピタルジャパンでは
対話型鑑賞「アートでおしゃべり」
が活動のひとつに加わっています。
担当アーティストは
アートコミュニケーター 丸岡由子さん。
プロフィールはこちらをご覧ください→アーティスト紹介関東
参加者数名で
さまざまなジャンルの画家の作品一つを囲んで
感じることや不思議に思うことなど
それぞれの感性のままに
発表しながらおしゃべりする、アート活動です。
アート作品を媒体として
感じたことを言葉にして紹介したり
他者の考えを聞いたり
思いがけない捉え方に新しい発見があったり
そういったコミュニケーション力をつけたり
楽しんだりする活動
と個人的に捉えています。
参考：対話型鑑賞とは イロハニアート
今回、認定NPO法人こつこつ様の学習会サロンにて
「アートでおしゃべり」を実施しました。
こちらでは２度目の対話型鑑賞会です。
こつこつさんとは？
障害がありしゃべることが難しい人も
適切な支援を得てそれぞれの想いを表現し
その人らしく充実した人生を送れる社会を目指して
活動されています→認定NPO法人こつこつサイト より。
こつこつさんの取り組み
視線入力装置や
トーキングエイドなどの
コミュニケーション支援機器を使った学習会サロンや
ワークショップ、
当事者の困りごとについて語り合う当事者研究、
オペラなどの芸術鑑賞
交流の場作りなど、
理念に沿って多岐にわたる活動をされています。
ちなみに団体名は
「言葉をつむぎ、心をつなぐ。」の頭文字から名付けられたそうです。
コミュニケーション支援で対話型鑑賞！
こつこつさんでの今回のアートでおしゃべりは
コミュニケーションに介助が必要な方3人のグループと
4人のグループで2セッション、
それぞれ保護者の方と学生ボランティアさんが加わり、
1グループ15名ほどで行いました。
はじめは緊張気味な雰囲気のなか、
ゴッホのヒマワリの絵を見ながら
「自分を表すヒマワリ」についてお話したり、
鳥獣人物戯画の一場面を見てセリフを想像してもらったりするうちに
場もなごんでいきました。
次に2作品を全員でじっくり見て、
思い思いにお話をしました。
同じ絵を見ているのに
「楽しそう」「怖そう」と反対の意見が出たり、
絵の中の人に自分を投影して見たリ、
他の人から新たな発見があったり…。
対話が重なるごとに鑑賞が深まっていきました。
指談を通して自分の思いや考えを堂々と発表する人、
言語化に苦労しながら自分の考えを表現する人など
手段は異なっても作品について一緒に語れる喜びがありました。
アートを通して障がいなど関係ない
ダイバーシティと豊かな交流が
実現しました。
見えにくさのある方への困難軽減のために用意した
手元モニターも大変喜ばれました。
主催者こつこつ様からは
大変魅力的な活動なので毎月やりたくらい！
とのコメントも頂きました(⌒▽⌒)
アートは自由で多様性を包摂する！
美術館へ行っても
一つの作品の前で没頭したり
長い時間を過ごすことはあまりないのではないでしょうか。
静かに鑑賞することが求められるから
おしゃべりは控えめに！というのが美術館で求められる姿勢、
という気がします。
奇数月に事務所で行うミニイベントでは
このアートでおしゃべりをたびたび開催していますが
「ああでもない、こうでもない」と
思い切りアートでおしゃべりしています。
ぜひ一度体験しませんか？
ミニイベント予定は
問い合わせフォームでお尋ねください！
🎨 🎨 🎨 🎨 🎨 🎨 🎨
ただいまクラウドファンディング挑戦中！
小児病棟の壁を子どもたちと一緒に明るく楽しくするための
ウォールアートプロジェクトに向けてクラウドファンディングに挑戦中です。
【ご支援の締切は11/30です】
子どもにとって闘病生活は長くなれば日常の場に、そして成長の場になります。
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どうぞよろしくお願いいたします。
以下、ご参考までに❣️
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