毎年恒例 科学技術館で実験を
そして
今年は
国立科学博物館で恐竜展を見てから化石展示を・・・
と楽しみにやって来た初孫小学2年生。
ところが
急な発熱は38.5℃。
滞在期間のほとんどを
アイスノン&
ばあば手作りひょうのう
に埋まって過ごすという
極めて想定外の日々に。
ばあばの寝ずの看病も虚しく
熱は引いたり上がったり。
無駄な敗北感を感じながら
近くの小児科へ。
すっかりペーパードライバーに甘んじ
免許証はすっかり夫婦50割引(夫婦のどちらかが50歳以上なら、夫婦2人で映画を安く鑑賞できるというサービス)の餌食に。
健康のためと
なるべく歩くことを選んだ挙句
自転車は錆びついて使いものにならない。
そんなばあばの現実が
これほど孫預かりにとって痛手になるとは・・・。
辛くてぐずる孫を
途中おんぶしたりなだめたり。
目指す小児科は
井の頭通りを渡ればすぐのところ
しかし横断歩道までの距離が憎らしい。
ギラギラ照りつける太陽に負けて
高熱の孫を思うあまり迷うことなく
通りかかるタクシーを捕まえて
飛び乗ることに。
汗を拭きふき受付を済ませ
ホッとした途端に
待合室のモニターに流れる
2020応援ソング
米津玄師「パプリカ」の動画が目に留まりました。
どこからともなく
子どものかすかな可愛いソプラノが
メロディに乗って聞こえてくる。
♪パプリカ 花がさいたら
晴れた空にタネをまこう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ♪
その声もだんだんと大きくなって
ふと見ると
孫が夢中になって歌っています。
それを見た
プレイコーナーにいた2~3歳児の女の子も
一緒に声を出し躍り出しています。
他の子もなんとなくつられて・・。
待合室は
パプリカをもとに
一体化!
看護師さんと目が合い
そっと笑いあいました。
具合が悪くて受診を待つ子どもたち。
歌っていると痛みも辛さも忘れているみたい。
医療者もその様子ににっこり。
音楽のすごい力、ここでも改めて感じます。
汗もすっかり引いて・・
小さな幸せを感じた瞬間。
高熱も首の痛みも一過性のものとわかり
ホッと帰路につきました。
さあ、おやつは何にしようかな。
