〜僕もマジシャン〜

大道芸人たちは、場の雰囲気をダイナミックに変える魔術師たちです。

とくに闘病している子どもたち、何らかの原因で気持ちを塞いている子どもたちには、高揚感と期待感を得られる意味で、その存在はとても意義あるものです。

スマイリングホスピタルジャパンにはたくさんのストリートパーフォーマーが登録していて、単調で退屈な入院生活に、あっと驚くワクワクをもたらしています。

子どもたちの顔がパッと明るくなり、そのうち楽しくて大笑い。ショック療法!?として小児病棟にはもはや欠かせないプログラムだと考えています。

チーム医療の中に、アート担当、魔術担当を加えて欲しいくらい。

そんな考え方から、クラウンドクターの活動がパッチ・アダムス(ハンター・アダムス医師)によりアメリカで始まり、世界に広がったようです。

ホスピタルクラウンとか、クリニクラウンなどと呼ばれる道化師たちは、笑いの効果を治療に生かそうとするアーティストたち。

スマイリングホスピタルジャパンにもクラウン(ピエロ)はいますが、あまりお化粧をしないのが特徴。でもピエロの象徴である赤い鼻はつけています。

主体的に音楽やマジック、作ったり描いたりを楽しみながら、アーティストと友達感覚のコミュニケーションへ発展するスマイリングホスピタルジャパンの活動の中でも、

“Laughter is the Best Medicine”

(笑いは一番の薬)

という考えのもと、

おかしくて笑う、

面白くて笑う、

楽しくて笑う、

できたから笑う、

嬉しいから笑う、

そんな笑いを生み出しています。

その中に大道芸が大きな役割を果たしていることは言うまでもありません。

マジックやパントマイム、ジャグリング、バルーンアートの技術は素晴らしく、おどけながらすごい技をさらっと披露してしまう。

そのかっこよさは憧れの的。

パーフォマンスやバルーンワークショップが終わっても 、いつまでも自室に戻らず、アーティストにまとわりついているのは小学校中学年から中学生の男子です。

さあ、マジック教室始まり始まり。

夢中で1つのマジックを覚えると、何度も繰り返して練習。

「よし。ここまでくればあとは練習あるのみ。ベッドの上でもできるからやってみて」

とアーティスト。

「うん!これ絶対にできるようになって、退院したら友達に見せるんだ!」

病棟でマジシャンの卵誕生です。

Smiling Hospital Japan Official Website