「入院中の子どもたちが自分の感性で
自分の居場所を楽しいものに変えることができたら
どれほど闘病に前向きになれるでしょう!」
そんな想いで始めたウォールアート。
「子どもたちと一緒に病院の白い壁を明るくポップに変えたい!」
開始してひと月が経ち、お陰様で104名の方からご支援をいただき
あともう少しで100%に迫りました。
ご支援くださっている方へ心よりお礼申し上げます。
これまでを振り返る意味でCAMPFIREクラファンサイトでの
プロジェクトの進捗報告をこちらにもまとめたいと思います。
1週間で4割のご支援が!!
クラファンがスタートして1週間となった10/22、40%のご支援が集まりました。
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日大板橋病院では2018年に一度行いましたが、このときは主に病棟エントランスのガラス扉、一部の廊下、そして骨髄移植のための無菌室手前の壁への実施でした。
今回はアーティストの基本の絵に子どもたちが自分達の自由な感性でデザインを施したウォールステッカーを病棟スタッフと一緒に貼るという前回同様のコンセプトはそのままに、実施しきれなかったたくさんの場所への要望に応えるためにクラファンに挑戦している、という経緯です。
プレイルームに集まってくれた子どもたちに、
「みんなが過ごすこの場所を楽しみながら明るく変えるためにアーティストと一緒にデザインと塗り絵を数回にわけて行い出来上がったステッカーをみんなで貼ります」
という説明に瞳をキラキラさせて聞き入ってくれたのがとても印象的でした。
まず色付け用のコピックの色の多さと美しさにみんなの目は釘づけ。すぐに夢中になって取り組んでいました。いろいろな種類の鳥のステッカー下絵が出来上がりました。1つとして同じものはない!自分のイニシャルを入れてもよし、独自のデザインを凝ってもよし。それはそれは賑やかなワークショップでした。
「子どもたちと一緒に病院の白い壁を明るくポップに変えたい!」

10日で50%に達し、大きな手応えを感じて
10/24でまる10日、すでに多くの方が子どもたちの笑顔を思い浮かべながらお申し込みくださり胸が熱くなりました。今回の病院に入院されるお子様のお母様からも熱いご支援ご声援をいただきました。
写真は前回病棟プレイルームにて、日大芸術学部放送学科の学生さんが普段の活動や今回のプロジェクトへの想いをインタビューしてくださった風景です。

FM杉並に出演!
10/25、「闘病中の子どもたちにアートを届ける活動」について、また、挑戦中の「小児病棟にウォールアートを届けるためのクラウドファンディング」についてインタビューを受け番組紹介をしています。

なぜ子どもたちが闘病しながら主体的に活動することにこだわるのか・・・
お聴きくださったら嬉しいです😅
7分19秒あたりからの「街角レポート」のコーナーです。
子どもたちが手がけたリターンのご紹介

リターンの中に「子ども達がデザインしたオリジナルステッカー7種1セット」というのがありますが、これはコロナ禍で病棟に入って活動ができなくなったのを機に開始した制作プログラム「キミだけのオリジナルステッカーを作ろう!」がもとになっています。
丸と四角のフォーマットから好きな方を選び描画、コラージュなどを施してもらい、保育士さんが集めてSHJに送ります。協力企業のステッカー会社にステッカー加工してもらい1つの絵につき20枚セットで子どもたちの元へ送ります。選ぶ、描く、待つ、使う、という段階それぞれがワクワクの時間です。病棟にいる他の子と名刺代わりに交換して仲良くなったり、退院して友達に配ってスムーズに仲間に戻れたり、という話を保育士さんから聞いていて、コロナ禍が過ぎても人気のワークとして喜んでいただいています。
今回、クラウドファンディングへ支援くださる方々へ「キミだけのオリジナルステッカー」をセットにしてリターンにしよう!ということになり、子どもたちの中からボランティアを募り、ウォールアートのデザイン&ペイントと並行してリターンのためにステッカー原画を描いてくれています。
「子どもたちと一緒に病院の白い壁を明るくポップに変えたい!」
プロジェクトに向けた子どもたちの様子
クラウドファンディング開始後まる2週間が過ぎた10/30に6割を超えるご支援をいただきました。
そして先日2回目のウォールステッカー制作を行いました。病棟のプレイルームには黙々と取り組む子、お揃いのモチーフにそれぞれ個性的にデザインを加える親子、お隣と相談しながら色を選ぶ子、さらに「この色おすすめ!」と友達にアドバイスする子など、活気に溢れました。
作品はアーティストのOnly-toomariがアトリエに持ち帰り、ステッカー加工に移ります。
1月、どのように病棟が変化するのか今から楽しみです。
11月に入ってからの報告は次回のブログでご紹介します。
11/30の最終日まで刻々と迫っていますが、今回のプロジェクトの成功が次、そして次の現場へと広がるよう、引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。
「子どもたちと一緒に病院の白い壁を明るくポップに変えたい!」
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著書「夢中になれる小児病棟〜子どもとアーティストが出会ったら〜」
子どもの療養生活をより良いものにするためには?
立場を越え、共に成長し、支えあうためには?
命の全体性とは?
病と闘う子どものこと、医療の現場にアートがある、ということ
そして命のこと。
本書を通して考えてみませんか?
「夢中になれる小児病棟」松本恵里著 英治出版
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松本恵里著書「夢中になれる小児病棟」
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