おかげさまで本日現在99%!のご支援が集まりました。
今後につながる手応えを感じワクワクしています。
壁画作りの舞台裏
さて、私たちのウォールアートは、病棟の動線や子どもたちの目線の高さを意識しながら、下絵→色入れ→仕上げの順で進めています。

このイメージ図は子どもたちが一番入りたがらない処置室です。注射やさまざまな検査、処置から気持ちを少しでも和らげられるよう、楽しく明るくなるようデザイン中です。子どもたちのデザインしたモチーフもところどころに配置します。
待ち時間が少しでも楽しくなり、処置中も不安がやわらぐ色と形になるよう、曲線や余白の取り方にも気を配っています。一筆ごとに「ここで笑顔が生まれるかな」と想像しながら、丁寧に描いています。
病棟保育士や医療スタッフとも相談しながら長く愛されるモチーフや色合いを検討した結果を受けて、アーティストが前回のデザインに繋がる病棟全体の統一性をもとに構想中です。
完成までの過程も楽しんでいただけるよう、今後も少しずつ制作の様子をお届けしていきます。
支援コメント紹介
ご支援いただいた方から温かいメッセージが届いています。
「病院の壁が明るくなるのが楽しみ」
「子どもたちの笑顔につながりますように」
「とても応援したい取り組みです!」
「息子も小児病棟で頑張っていました。賑やかな病棟は子どもが明るくなるきっかけです」
「前向きになるような素敵なウォールアートを!」
「つい先日娘が入院していました。こういった活動は親子の心の支えになると思います」
などなど・・・。
——温かいメッセージはプロジェクト完成に向けて背中を強く押してくれます。
ウォールアート その配置やモチーフに込めた想い
全体のデザインはアーティストが、配置は子どもたちの目線や動線に気を配りながら保育士さんと相談して決めていきます。例えばストレッチャーに乗ったまま手術室等に向かう子どもの視界の主は天井。だから天井にもUFOや飛行機、鳥などを飛ばします。退院後外来の時に主治医に会いに病棟に来た時に自分の作品が病棟を飾っているのを見られたらというアイデアも保育士さん。前回は病棟の入り口に海底を泳ぐ魚と水草を描きました。
魚の鱗、鳥の羽のデザインは子どもたち、お母さんたち、そして保育士さんたちも一緒に。最後の仕上げに自分のイニシャルを入れる子もいます。
アーティストOnly-toomariは、自身も幼少の頃に長期入院の経験があります。その時の気もちを思いながら考えたモチーフは、「病棟から出られなくても心だけは自由に」との願いから、大海原を泳ぎ回る魚、大空を飛び回る鳥や乗り物が中心です。

私たちの現場にもウォールアートを!
今回のプロジェクトを知り支援くださった方から、
「うちの現場にもウォールアートを実施してほしい!」
というお声をさっそくいただいています。この取り組みによる子どもたちの変化、現場の変化を感じ取ってくださったこと、大きな励みになります。
この取り組みが次つぎへと広がっていく手応えを感じます。

ワクワクの相乗効果!
前回こちらの病棟でウォールアートをしたときは、子どもたちが大好きな場所、プレイルームに入る手前の廊下に写真のようなデザインを施しました。いろんな動物や不思議が隠れていて、それを探すというアクティビティ付きの絵柄です。
このデザインをさらに楽しくしたものをプレイルームの扉とその奥の壁にも!というアイデアが現場のスタッフから!
楽しいことが待っているプレイルームへの廊下と扉をさらにバージョンアップすることでワクワクの相乗効果が期待できます。
完成まで丁寧に作業してまいりますので、引き続き見守っていただけると嬉しいです。

「子どもたちと一緒に病院の白い壁を明るくポップに変えたい!」
🌱 🌿 🌱 🌿 🌱 🌿
著書「夢中になれる小児病棟〜子どもとアーティストが出会ったら〜」
子どもの療養生活をより良いものにするためには?
立場を越え、共に成長し、支えあうためには?
命の全体性とは?
病と闘う子どものこと、医療の現場にアートがある、ということ
そして命のこと。
本書を通して考えてみませんか?
「夢中になれる小児病棟」松本恵里著 英治出版
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松本恵里著書「夢中になれる小児病棟」
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