視覚障害陸上と「アイマスク」

「全国障害者スポーツ大会」が毎年秋に行われています。

新しく導入されたルールが、視覚障害の最も重いクラスに課せられた

「アイマスク着用」。

生活するときも、もちろん走るときも、わずかな光を手掛かりにしてきた選手にとってはなぜ?

という思いしかないだろう。

不自由さを克服しながらの競技は自分との戦いでもある。

さらに障害を重く?なぜ?敢えて?

もっと苦労しろ、と?

今まで若干でもメガネの隙間から入ってきていた光。

そのメガネの着用をやめ、アイマスクで完全に目を覆わなくては競技に参加できなくなった。

パラリンピックの理念は「残された機能を生かす」・・・

そのパラリンピックなどの国際大会でも、昨年から「目を完全に覆」わなくては

参加できなくなった。

しかし、少なくとも「障害者スポーツ大会」は速さ、優劣を競うより、スポーツを楽しむためのものではないのか。スポーツってなんだろう。

多くの人が参加することが理念の一つでもあるはず。

これまでよりもさらに不自由さを強要されることで参加者は減るだろう。

いっぽう、全国大会への出場には、予選の成績より、初出場者優先の地域もあり、障害者スポーツの裾野を広げる役割りを果たしているところもあるという。

「アイマスク」

光に対し多少の感受性がある選手と全く見えない選手との公平性を図るのが目的だそうだ。

困難と向き合い生きる人に枷を?

残された機能を生かしてはいけない?

公平か、不公平か、そこに照準を合わせていたら、だんだんに心が狭く荒んでいく。

決めるのは誰?

人間を合理化という枠にはめなければままならない社会。

幸せが遠のいていく・・

やるせない思いが重苦しく、息苦しさを生みます。

人間って冷たいな・・。

今年の大会は10月に福井にて。