多様性と調和、実現なるか⁉︎ 👨‍👩‍👧

2020東京五輪・パラリンピックの基本コンセプトは

”多様性と調和”

色々な場面でこの

多様性 調和

という言葉が登場する昨今です。

とくだん、五輪とパラリンピックに合わせなくても

いつでもどこでも当然のことだけど

イベントやアクシデントに絡めて意識を高める

というのは確かに有効かもしれません。

外を歩いていて

調和を感じ

心が温かくなる風景といえば

駅ホームで駅員さんがにこやかに親切に

しかも手慣れた操作で安心感を提供しながら

車椅子の乗客をエスコートしている場面。

必要な場所で迎え

ささっとスロープを出してテキパキと。

電車に安全に乗ったことを確かめると

「お気をつけて!」

という一言も忘れません。

なんだか幸せ気分になるのです。

多様性が調和しているな~と。

しかし

先日新聞を読んでいたら読者投稿欄に

「車椅子の乗車制約」

のことが書かれていてがっかりしました。

筆者は

東京のJR駅で車椅子での乗車を依頼。

20分!後にホームへ案内された。

数本の電車見送り。

到着駅で降車の介助ができないので乗せないでくれと言われたと。

車椅子ユーザーは利用時間の制約!

に従うのは当然なのか

と問題提起。

見えない周囲からの圧迫を感じてきたのだろう、

混雑時はなるべく避けるようにしてきたそうだ。

しかしそうもいかないこともある。

駅に面倒をかけているのか、という気持ち。

歓迎されていない気分。

不安や恐怖から利用をためらうという。

運動に制約がある上

行動を制限されるとは。

そしてこれほど不当な思いをさせられるとは。

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また、ある障害者団体が調べたところによると

車椅子のままで乗車できる

ユニバーサルデザインタクシーが

3割の乗車拒否をしていたという結果が。

物理的な環境が整っても

こころに多様性や調和をという真の願いがなくては

絵に描いたもちだ。

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さらに多様性 調和と真逆の実態を見ることになった場面。

「いろんな夫婦集まれ」というキャッチで

東京都が今月22日まで募集したのは

出会いや結婚の決め手となったエピソード。

締め切りの11/22はいい夫婦の日だそう。

選ばれた作品はイラストにして都のサイトで公開されます。

題して

「TOKYOふたり 100 Stories」

しかしある事実婚の女性がこれに応募しようとしたところ

法律婚だけが対象

と却下されたことが東京新聞に紹介されていました。

それは

現行の法制度に基づくと法律婚が広く一般に共有されているから

だって。

これ、理論破綻してませんか。

100作品に選定された中から抽選で

多様性と調和がコンセプトの五輪ペアチケットが贈呈されるとか。

ちなみに都のホームページに謳われた

この催し”TOKYOふたりSTORY”のコンセプトは

自分らしく生きるひとりが増えて、

東京のふたりもずいぶん多様になりました。

これまでどおりのふたりのカタチも。

いままでなかったふたりのカタチも。

幸せのカタチは、人それぞれだと思うから。

無限に広がる選択肢から、

あなたらしい未来を描いてみよう。

ひとりとひとりが寄り添いつくる、

新しいふたりの生活は

きっと、思いも寄らない楽しさを連れてくる。

TOKYOふたり100STORY ホームページより

いろんな夫婦集まれ!と

多様性をコンセプトにしているのでなかった?

幸せのカタチはそれぞれ?

無限に広がる選択肢から・・・?

言ってることとやってることが全く違います。

多様性と調和、

聞こえはとってもインクルージブで理想的ですが、

残念ながら実現までは程遠い気がします。