バルーンは見るだけけで笑顔にさせてくれます。
ワクワクして思わず触りたくなります。
そして触ればそのぷくぷく感がさらに笑顔を増します。

動物ならだっこして癒されますし
お花ならいつまでも持って眺めていたい。
ベッド枠で揺れるハートも
明るい気持ちにさせてくれます。
パーン!
と割れる音を連想して怖がる子どももいますが、
それはアーティストが膨らませているときに
大人が耳を塞いで
割れるよ、割れるよ。
とあえて怖がらせているから。
だから大人は先入観を振り払って我慢我慢。
と言ったアーテイストもいました。
プロのアーティストだからまず作っているときに割れる
ということはほとんどないのです。
風船は割れるものという固定観念を持たせては楽しさ半減です。
ただし、病棟プレイルームが南向きだったり
西向きだったりすると
時間によっては温度が上がって風船は割れやすくなるもの。
だから部屋が暑く感じる場合のみ
少し注意が必要です。
スマイリングホスピタルジャパンでは
たくさんのバルーンアーティストが活動しています。

同じバルーンといってもそれぞれとても個性的です。
うさぎ、くま、お花、剣、犬などは一般的に見えても
アーティストや
バルーン教室で作る子どもたちなど
作る人によって全く違います。
SHJは見るだけ、もらうだけ・・
じゃないから子どもたちも
ときにはお母さんたちもアーティストになって
作品を仕上げることができます。

色を選ぶ
膨らませる
結ぶ
ねじる
組み合わせる
形を整える
一つひとつの工程に
違った楽しさやドキドキがあります。
風船? 可愛いね。 作ってもらって飾りたいな・・。
だけではその醍醐味は伝わりません。
一瞬の表面的なイメージで終わらせたらもったいない。
SHJは必ず参加型の活動です。
膨らませるときはポンプの力の入れ具合
結ぶ時のコツ
ねじる時の勇気の大きさ
動物を作るなら足の長さや数を見越してねじる位置を決める
回数を重ねるうち、どのように分割したら
バランスのとれた形ができるか工夫することで
考えることや概念学習にもつながります。
ダックスフンドなら
足はこれくらい短くていいかな
とか想像して楽しみながら製作活動に没頭できます。
さあ、できたらみんなで見せ合って
一匹いっぴきの違いは豊かな多様性に気づかせてくれるかも。
アートは人を幸せにする!
実感です。
*ラテックスアレルギーの子どももいるのでその点もSHJは細心の注意を払っています。
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