子どもが大切にされる平和な社会へ

「子どもは宝」だよね!👦👶👧

子持ち様

先日の東京新聞

「考える広場」

で初めて知った「子持ち様」という言葉。

Xで話題になっているらしい。

子育て中の人が

職場などで配慮される様を

揶揄して使われる(本文より)そうだ。

育休を取ったり子どもの体調が悪くなって早退する場合

子どものいない働き手に負担がかかる、

それに対する周囲の子持ち様への不満を意味している。

子育て罰

その反面

子育てに夫の理解や支援⁈が得られなかったり

金銭、家事育児の負担が女性に偏る

など今の社会が女性に

「子育て罰」

を科しているという現状も

紙面で触れている。

?????

ちょっとそれるけれど

ここで記事にある

「夫の支援」という表現に意義あり。

子育ては基本、母親と父親がするもの。

社会にも手伝ってもらって。

夫が妻を支援する、はないだろう。

この言葉を当たり前に記事にする記者。

それに対して違和感を持たない読者。

女性に対する差別的な土壌が揺るぎないものとして

隠されている。

よく差別は悪意のない人がする

と言われるがこれも同じような現象で

言っている本人は無意識、聞いている周りは

慣れっこになっていて

特に違和感を感じなくなっている。

「そこで引っかかる?」と言われてもいい。

あえてここで論点をずらしてでもそもそものところ、訴えたい。

無意識な差別に気づいて!

さて・・・

子どもは迷惑な存在?

公共の場でよく見かける

「静かにしなさい」「ほら、迷惑でしょ」

「やめなさい!」

と親が子どもの言動を否定する風景。

子どもらしい好奇心を削いでしまっていて

本当に勿体無い。

親は正直なところ

子どもがのびのび

声を出して思い切り体を動かすのが当たり前と思っていて

それを大事にしたいのだ。

しかしそこに蓋をして無理解な周りに気を遣わなくては

ならない空気に耐えられない。

親にとっては生きづらく、子育てしにくい風潮だ。

躾ができていない親、

迷惑な子ども、

と言わんばかりの視線が刺さるのは

子育て中に私も感じたことはあるが

その感覚は

あの頃より数倍も酷くなっている気がする。

小さな大人はいらない

迷惑をかけないようにと

周りを気遣うことが優先されたら

無心になったり

夢中になったり

不思議だなとか

楽しいなと物事に没頭したり

成長期にこそ大事なことを素通りすることになる。

大人の顔色を伺い縮こまる

小さな大人のようなこどもばかりの風景を

思い浮かべるとなんだか気持ち悪いし

この子たち、どんな大人になるんだろう

と空恐ろしい気がする。

他人の立場に立ってみたり

あの人、困ってるんじゃないかなと

想像力を働かせて支え合う社会は描けない。

迷惑をかけずに生きていける?

そもそも日本の家庭教育の中で

子どもに求めることの中で大切にされることが多いのが

”人様に迷惑をかけないこと”。

人に迷惑をかけず自立した人になってほしい、と。

そもそも

人に迷惑をかけずに生きることはできるのだろうか。

百歩譲って大人は反省を込めて言っているのかもしれないが

迷惑をかけたことからの学びがずれてはいないだろうか。

誰だって迷惑をかけ人の世話になって成長する。

互いに困った時に助けを求めることができれば

困り事が減り孤立化も防げて

垣根なくみんなが幸せに生きていける。

分断もなくなると思う。

困った時に助けを求められる人こそ、

互いに寛容で人を大切にする人だ。

これぞまさに真に自立した人なのでは?

大人になったって

人に頼ったり甘えたり手を煩わせたりしながら

生活しているではないか。

仕事のメール文にはいつも

「お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いします」

と締めくくるでしょ。

お互い様とか

恩送りとか

そんな感覚が薄れたのは

個別化が行き過ぎた

公共性の欠如

子どもは宝

だから

自分もかつては子どもだった

迷惑ばかりかけたガキだった

と思い出して!

悪戯してやんちゃして思いっきり楽しんで

痛いことも悲しいことも叱られたことも経験して

そこから学んで

人は大人になりより良い社会を作ろうとするのではないか。

本来。

だから

子どもは社会の宝物

って原点に戻りましょうよ。

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