FIAT Birthday Festa2017

~毎年恒例Fiat500のバースディイベント 10th Anniversary!~

立ち上げ時から支援頂いているスポンサーFCAジャパンの人気車500のバースデイイベント、昨年同様千葉県市原市にあるオートキャンプ場 “一番星ヴィレッジ”にて開催されました。SHJからは大道芸人たっきゅうさんがパーフォマンス参加。ブースでは活動の紹介を。カントリーマネジャーのTiziana Alampreseさんは支援団体のブースを度々訪れてはCiao! 素敵な笑顔が猛暑に打ち勝つ私たちの元気の源。ゲストMCのハイキングウォーキングとも親交を深め?ました。

FCA Japanの取り組む社会貢献”Share With Fiat Project”に賛同するオーナーの皆さんのチャリティへの意識が高いのは、企業としてのビジネスとCSVのバランス、そして顧客も巻き込むほどの社会貢献への情熱がその原動力ではと思います。500オーナーの皆さん、たくさんの募金ありがとうございました。子どもたちのために大切に使わせていただきます!

SHJ京都地区コーディネータでもあるアーティストのたっきゅうさんは、新幹線で京都から大きな七つ道具を携えて駆けつけてくれました。大道芸って想定外のハプニングやツッコミも見事にかわし、いえいえそれどころかネタに変えてあっと驚くパーフォマンスや愉快なトークに変えてしまうところがすごい。だから病棟にいる子どもたちには思いもよらないワクワクドキドキがあるんですね。SHJにはたっきゅうさんを始め、たくさんのパーフォーマーが登録、子どもたち自身から笑いとユーモアを引き出してくれています。

閉会式で募金へのお礼とご挨拶をした後、カントリーマネジャーさんから直々に寄付を手渡されニッコリのSHJメンバーは、充実感も一緒に車に詰め込んで帰路につきました。

改めて、FCAジャパン、そして当日運営スタッフの皆さん、ハイキングウォーキングの皆さん、ありがとうございました!

〜モンテッソーリ教育とは?〜

藤井4段によって、モンテッソーリ教育の素晴らしさが脚光を浴び、一気に関心も高まったようです。我が子の幼稚園選択の時にモンテッソーリ教育に出会い、この魅力にとりつかれた者の一人として、これからも勉強しながら書いていきたいと思います。今回はその目的についてと、モンテッソーリがこの考えに至ったストーリーの一つと呼べるエピソードに触れます。

〜目的は「自立した子どもを育てること」〜

すなわち、よく整備された環境を用意することで、そこで子どもは自ら体験し学ぶのだと考えます。何故なら、子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくるからだ、と言っています。だから大人(親や教師)は自由を保障し、自発的な活動を助けることに徹しなければならないという考え方です。

〜偉大な教育者出現へのストーリー〜

日本ではモンテッソーリ教育といえばお受験用の早期教育と誤解している人も多いようですが、実は知的障害や貧困家庭の子供たちへの教育から発展させてきた全人教育です。

この考え方に至った一つのエピソードに、ローマ大学精神科病棟 に研究者として勤務していた時の知的障害の子どもたちとの出会いがあります。

刺激のない劣悪な部屋に入れられている子どもたちが、床に落ちたパンくずを集めて食べていました。その部屋には他に何もなく、そのパンくずが手や指を使える唯一の対象でした。パンくずを口に入れる障害児の本能的な動作を見て、この時に瞬時に「この子どもたちは何かをしたい、世界と接触したいという欲求を持っている。社会と遮断されている中で必死に自分自身の力で身体、頭脳、人格の発達を図ろうと努めている。これは医学の問題ではなく、教育の問題ではないか」と感じたといいます。この出会いがモンテッソーリの心を動かし、知的障害児の治療に専念するようになりました。

さらに知的・発達障害の子どもたちについての研究を通し、子供達の潜在能力の観点から、その研究が健常児に対する教育にも当てはまるものであることを発見したと、M・モンテッソーリ著「モンテッソーリの教育・0〜6歳まで」にあります。人の日常的な動きの中に深い意味を見出す研究者の視点での洞察力は素晴らしく、マリア・モンテッソーリが愛情ぶかい一人の人間であったことをここで改めて感じます。

プール開き&サバイバル!

水泳大国日本、子どものお稽古でも未就学児から小学生までいずれもスイミングが第一位。その人気ぶりはここ数年変わらない。学校でのプール開きは沖縄で6月(幼稚園で5月)をスタートに北海道でも7月中旬までには行われる。授業では主に体力向上を目的に各種泳法を習うが、さて溺れないための指導はされているだろうか。これほど人気でさらに学校教育にも入っているにもかかわらず、水難事故は減っていないそうだ。このところの記録的な大雨やこれからの海水浴シーズンを思うとますます気になる。クロールや平泳ぎなど速さを競うための指導だけでなく、サバイバルスキルの教育をもっと学校の授業で取り入れることが必要ではないだろうか。着衣泳や助けが来るまで浮いて待つ練習など。自分を守ること、人を助けることの体験を通して、そもそも体の重さを実感することもできるし、何よりいのちの大切さを学ぶことができるだろう。夏ならではの命の授業だ。救助には他人の助けも必要である。事故を防ぐ授業を通して、協力することの大切さも身を持って知ることができそうだ。

 

SHJヒストリー はじまりはじまり〜!

Smiling Hospital Foundationは2004年、ハンガリーで始まりました。松本が勤務していた米国銀行Chase Manhattan Bank(現JP Morgan Chase Bank)の退職者会のつながりで、日本に9箇所目のスマイリングホスピタルを作ろうというプロジェクトが舞い込んできたのです。遠く離れた場所でいつの日か運命の糸が繋がっていました。設立者Albert Royaards氏は銀行を辞め、弁護士として活動する傍ら、病院の子どもたちにアートを届ける活動を始めました。松本がちょうど院内学級の子どもたちとの生活にのめり込んでいた時期です。自分がまさにやりたかったこと、自分がやらずに誰がやる?、と瞬時にSmiling Hospital Foundation in Japanの立ち上げを決意しました。Royaards氏から「病院の子にアートを」というアイデアをもらい、そのあとはメールで意見交換。活動場所として赤十字社の国際部へ、それと資金援助元としてFIAT(現 FCAジャパン株式会社)につなげてくれた彼からの支援をもとに、東京ボランティア市民活動センターに通い詰めでボランティア団体を立ち上げるための勉強の毎日でした。まずは任意団体として活動開始し、半年後の2012年12月にNPO法人を設立しSmiling Hospital Foundation in JapanからSmiling Hospital Japanとして独立しました。写真は、その翌年青山FIAT CAFÉで行ったチャリティイベント出席のために来日したAlbert Royaards氏。

最初に受け入れてくれた病院は神奈川県立こども医療センターでした。神奈川の病棟保育士の集まりでプレゼンをする機会を得、そこで手を上げてくれたのがこの病院でした。1年間はここで病院ボランティアのあるべき姿を学びながら活動、2年目に日本赤十字医療センターにて開始することになりました。その後1年は2つの病院で活動しながら他の病院へのアプローチを模索する日々でした。3年目からは勢いよく広がっていき、現在、北海道、宮城、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島の36の病院、施設、在宅で活動、7月は福岡の2つの病院で、8月は関東の3つの病院で開始します。

この広がりの源は、任意団体の頃からの途切れることないFCAジャパンからの支援(Share With FIAT)と2014年からの日本財団(TOOTH FAIRY PROJECT)からの支援。それから各地区のアーティストのネットワークが生きたこと。そして特筆すべきは各地区で名乗りを挙げてくれたコーディネータのリーダーシップが何よりの力となっています。アーティスト数は130を超え、活動アシスタントは10名となりました。運営は事務局4名で頑張っています。この先の成長も、SHJメンバー全員が子どもたちから学ぶことを忘れず、そしてたくさんの方に見守っていただいてこそ。これからもよろしくお願いします!

SHJ Official Website  http://www.smilinghpj.org/

〜ふと振り返りたくなった今朝〜

先日、久しぶりに活動のアシストをして、すっかり病院に受け入れられてきたな、と実感。それどころか、とても気持ち良く活動ができる居心地の良さから、つい子どもたちとはしゃいでしまった、その嬉しさから、これまでをしみじみ振り返っています。

今日は東大と神奈川県立こども医療センターの2箇所で同時に活動。東大は新聞アート「モンスターになろう!」の佐々木優子(ささゆう:左)さん、そして神奈川ではバルーンアートの中山仁美(瞳:右)さん担当です。こんな風に、多い時で5か所同時に全国どこかでSHJ!という日もあったりして、ずいぶん広がったなぁ、と、感謝をかみしめる毎日。

思えば、神奈川県立こども医療センターで始めた頃は見切り発車要素満載の中、当然、アシスタントもおらず、松本一人ですべての活動をアシスト。アーティストも2名から始めたので都合のつかない日は松本が「なんちゃってアーティスト」としてミサンガ作りやベッドに飾るネームプレート作り、英語遊びなどしたものです(「本物のアート」はとりあえず置いといて・・みんな、ごめん。)。懐かしいな〜。今ではそんな必要全くなし!安堵あり、寂しさあり。

2年目に日赤医療センターで毎週月曜日の活動が始まり、それを加えるとあの頃は、月に8回の病院通い。傍ら、会計(もちろん当時は手作りエクセル帳簿)等法人としての業務、スポンサー対応もすべてやっていて、立ち止まってふと考えると恐ろしくなるのでただひたすら前を見て突き進んでいた、という感じでした。それが、今ではスタッフも充実してこうしてブログを書く時間ももらえるようになり、感謝する毎日です。そんなこんなで2012年に開始して現在では北海道から広島まで36の病院、施設、そして在宅訪問も叶いました。今月は福岡で2つの病院、8月は関東で3つの病院にてスタートです。広がりはもう止まらない!?ボランティア募集中です。

振り返る余裕に感謝!子どもたちがくれた素敵なエピソードも少しずつ紹介していきます。

SHJ Official Website  http://www.smilinghpj.org/